Time is money

日常のこと、web関連、映画の感想について書いていきます

ベンチャーに飛び乗ってから1年が経った

こんにちは!

徐々に寒さが増してきて、秋を感じるようになりましたね。

 f:id:okutaku:20170923162932j:plain

 

2017年9月1日、delyという名もないベンチャーに飛び乗ってから丸1年が過ぎました。

たった1年しか過ぎてないけれども、4~5年くらい経った気がしています。

1年経ってみての所感を書いておこうと思います。

 

1. 1年間を振り返って

まず、僕は去年の8月 (2016/8/31)まで理工系の大学院に通っていて、化学系だったので毎日のようにフラスコを振る生活していました。その時の考えなどを書いていたので、下記をご覧いただけたら幸いです。

okutaku.hatenablog.com

総じて思うのは、悔いはないということです。研究室など様々な方に迷惑、家族には不安を与えたと思うので、大変申し訳ないと思っています。僕個人としては、化学系かはたまたIT系かと揺れている中で、ぐいっとIT系に舵をとったことに後悔はないです。休学という道もありましたが、もう戻る場所はないということが僕自身を奮い立たせてくれたので、退学という選択は正しかったと思っています。

また、タイミングとしてもdelyが復活の狼煙を上げつつある中に飛び込めてよかったと思いますし、僕も微力ながら組織、サービスの成長を支えていると実感できているのは良かったなと感じています。と言っても内部から客観的にみていても、まだまだやることは無限にあり、人も全く足りてないので、これからも勝負であることに変わりはないのかなと思っています。

僕は、エンジニアとして働いているのですが、この1年間、1日たりともコードを書かなかった日はないと思います。その理由については後述しますが、やはり一番はコードを書くこと、サービスを作ること、そして同じ目線で話せる組織で働いていることが最高に楽しいと思うからです。

と言いつつも、まだ1年しか経ってないので、まだまだこれからです。

 

2. 学生というバッジを捨てて

学生には特権があると思っています。

それは、ちょっと頑張れば色んな方にお会いすることができて、様々な経験をすることができるという特権です。

学生でエンジニアをしていて、かつ自分のプロダクト・サービスを運営していたりすると「なんだこいつ、面白そう」と、様々な方が大切な時間を割いて会ってくれたりします。

また、学生限定のイベントが多かったりして、同世代の尖った方達とも比較的容易にコネクションを持つことができたりします。

そして、大した技術やスキルがなくても「まだ学生だから〜」というフィルターを通して、自分を拡大させることができていたと思います。

僕が学生だった頃は、そういった意味でかなり優遇されていたと感じる場面もありました。

しかし、社会人になると、当たり前ですが「〜会社の〜さん」のように、どこどこに属する人と見られるようになります。そうすると、会社や職種というフィルターが加わり、単純にお会いできる機会が減ると思います。僕自身の要因が大きいかも知れませんが、メッセージサービスなどから直接お声がけされる機会も学生時と比べると減ったように思われます。

そして、一層自分のブランディングとそれに伴う実力が大事だと感じるようになりました。面接などで様々な方とお会いする機会があると、その方が何をしていたか、お会いする前にググって調べてたり、ポートフォリオ、登壇歴、ブログなどを確認します。その時に、どこかの記事で取り上げられていたり、登壇されている回数が多かったり、ポートフォリオで実力が大体はわかったり、ブログで思慮の深さがわかったりします。今では、ほとんどwebに情報が落ちていたりするので、自分も気をつけています。

www.buzzfeed.com

 ヨッピーさんの記事にもあるように、これからは発信することがめちゃくちゃ大事になってくると思っていて、このブログや登壇、OSSなどの活動を通して発信力を高めて行かないとと日々感じています。

 

3. ベンチャーで働くということ

僕の場合、小中大企業に勤めたことはないので、それらとの比較はできません。また、ベンチャーとスタートアップがごっちゃになりそうなので、ここでは、「創立して数年で社員も2桁の新しいことをしている企業」とざっくりした定義で書きます。

僕は結局は同じなんじゃないかと考えています。

IT系のエンジニアに関していえば、どこの企業に行ったとしても、プログラムを書いているだろうし、極端に小さなベンチャーでは自分がフルタイムでコードを書かないといけないど、組織規模が大きくなっていけば、自ずとマネージメントに回ることもあります。関わるサービスに関しても、サービスの数は大きい会社の方が多いかも知れませんが、ベンチャーにいても一つのサービスの規模が急激に大きくなる可能性はあるし、自分が直接に関わるサービスとなると、その数は限られるはずです。その分、ベンチャーの方が裁量や役割が自ずと大きくなる可能性が高いかも知れません。どっちにも良し悪しがあるので、その議論はしません。

どの企業にいても、自分がやりたいこととの乖離が大きくなれば、転職を考えるだろうし、給与に関してもドドドベンチャーでキャッシュが尽きそうでない限り、決して低くすぎることはないと思います。

 

この1年間でもっとも思うことは、「あれ、まだ1年しか経ってないんだっけ?」ということです。体感的には、冒頭でも書きましたが4~5年くらい経った気がします。ベンチャーだから体感速度が早いとは言いませんが、この1年だけで、様々なことが起こり、環境も組織も急激に変化してきた気がします。下の記事にもあるように、本当に1年後に会社が残っているかわからないので、成長を止めることなくさらに急激な曲線を描かないといけません。

また、研究室にいた時のような上司がいて、学部・修士でテーマが与えられ、毎週フィードバックがあるみたいな環境は1ミリもありません。ほとんどの場合仕事は降って来ないし、自分から見つけないといけないわけです。だからこそ、考えることを止めずに、何をすれば、経営的インパクトがあるのか、ユーザーにより愛されるサービスにできるのかを常に考える必要があり、自分が考えたアイデアがすぐさまサービスに反映され、大きな成果があると、達成感と充実感が生まれます。いつも大きなリターンがあるとは限らないので、主体的に取り組んだ小さな成功体験の積み重ねが自信を持たせてくれたり、さらに踏み出すきっかけにもなると思います。

lrandcom.com

 

ここまで書いて来ましたが、結局のところ、自分がやりたいと思ったことに200%くらい自分のリソースをぶっこめる環境があり、目標が達成されたとしても、まだまだやりべきことが出て来て、さらに大きな目標が出現して、、、

そんな刺激的な環境に身を置けるならば、ベンチャーじゃなくてもいいのではないかと思います。

 

4. 僕を前に突き進めるもの

1年間、全速力で走れる人はごく稀です。心が折れることなく、倒れそうになりながらも心を奮い立たせてきた理由を考えた時に、大きく3つ思い浮かんだのでそのことを書きたいと思います。

結論から言えば、「劣等感」「楽しむこと」「一緒に働く人」です。そのことを詳しく書いていきたいと思います。

 

まず初めに、「劣等感」についてです。別にネガティブに思っているわけではないですが、僕は常に「自分は全くダメだ」と思っています。社会人になって周りを見渡せば、本当にすごい人ばかりで、プログラマで言えば巨大なOSSのコミッタだったり、誰しも知っているサービスのリードエンジニアだったり、能力的にも何でも爆速でこなす人など、色々います。いつ寝てるんだろうと思うくらい、めちゃくちゃ仕事をしていて、かつアウトプットの質も驚くほど高い人もいます。優秀な人がひしめいていても、自分の長所を活かして光輝いている人もいます。そういう人と会う度に、「自分には何もない」と心の底から思う時があり、その度に心の中で「くそ!くそ!くそ!」と叫び、昨日の自分よりも前に進むために今日何ができるだろうと迷走して、結局は目の前のことに全力になるしかないことに気がつきます。そんな日々を繰り返しているうちに、また劣等感に苛まれて、このままじゃダメだ!と、自分を奮い立たせています。常に押し寄せる劣等感こそ、僕の原動力ではないかと思います。

 

次に「楽しむこと」についてです。学生時代、自分が組んだプログラムが瞬時に実装され、見える形になったり、自分が作ったサービスを多くの人に使ってもらうことが一番の幸せでした。プログラミングをしていると時間を忘れて、徹夜をしていたり、つり革に捉まっている時も、あーでもない、こーでもないとエラーの内容を考えていたりしました。1年間、毎日欠かさずプログラムを書き続けることができたのは究極的にはプログラムを書くことそのものが楽しいからだと思います。また、サービスを開発している立場としては、やはり多くの人に自分が開発したサービスを使ってもらい、かつ良いレビューをもらえるとこの上なく嬉しく感じます。

www.ted.com

よくTEDを見ているのですが、ダニエル・ピンク氏のこのトークは一見する価値があると考えています。このトークの詳しい内容は是非時間がある時に見て欲しいのですが、人は本質的には「内発的動機付け」に従うことが、モチベーションを維持し続け、質の高いアウトプットができるということです。自分の中で沸々と湧き出てくる「本当は何がしたいのか?」という心の叫びに従い、全力を投じることで、長いモチベーションにも繋がり、成功も積み重なるのかなと感じています。

 

最後に、「一緒に働く人」です。3つ目に書いているのですが、やはり誰と働くのか、もっとも大事だと思います。僕が大学院を飛び出してでも、delyに来た理由もこれに尽きるのかなと思っています。いくら内発的なモチベーションに突き動かされても、いくらプログラムを書くことが好きであっても、長期的にやる気を保ち続けるのは至難です。ちょっと堕落してしまう時があったり、色々うまくいかずに心が折れかかってたとしても、一緒に働く同じ目線、目標を全力で目指している仲間がいれば、そのモチベーションが伝染すると僕は考えています。また、僕自身が120%力を傾けていようと、さらに本気で成功を信じて突き進む仲間が近くにいれば、もっと頑張ろうと思えるものです。なんなら、自分の本職を定時までこなしてから、オフィスに来て終電間際まで作業をしている仲間もいて、その度に自分ももっとやれると鼓舞されます。いくら遅くまで働いていようと高い質のアウトプットができてなければ、元も子もありません。そんなことはわかっていても、必死になって頑張る姿は皆んなを勇気付け、心を奮い立たせてくれると僕は信じています。

 

5. 最後に

最後となりますが、では次の1年をどうしたいのかを軽く書いて、あとで見直せるようにしたいと思います。

この前の誕生日に際して書いた記事とほぼ同じになりますが、「今に全力になること」を目標にしたいと思います。

okutaku.hatenablog.com

もっと具体的な目標もあるにはありますが、半年後もどうなっているのか予測もできない世の中なので、ふわっとした感じがいいなと思います。兎に角、中長期的なことも見据えつつ、目の前の課題を効率よくこなして、自分の見えている景色をさらに広げることに注力していきたいです。

 

最後になりますが、本当に1年でどうなるかわからないもので、去年の今頃はエンジニアチームは僕とデザイナー、CTOの3人だけで、サービスも伸びてくれと信じてはいたものの、本当にここまで来るとは思ってもみなかったです。組織も本当に優秀な方々が集まってくれ、できる幅も広がり、どんどん面白くなって来ています。新規事業・新規サービスも産声をあげ、さらにやりたいことが増えました。かと言って、僕らはまだ何も成し遂げてないし、未だギリギリの戦いの中、自転車を前のめりに立ち漕ぎしているような状態です。

僕なんか塵みたいな優秀な方がどんどん入って来て欲しいし、そのくらいの逆境の方が僕個人としても面白いので、ぜひ一度お話だけでも聞きにきてください。

www.wantedly.com

飢え

また1つ、歳をとった。

もうこの年齢になると、あー誕生日かというくらいにか思わなくなってしまったけど、20代というスポンジみたいに物事を吸収できて、リスクをとってチャレンジできる期間はそうそうないので、この1年間の目標を文字に起こして置こうと思う。

1年後みて、「うわ、こんなこと書いてるーw」程度に思えればいいかな。

f:id:okutaku:20140822171605j:plain

* 画像はこの記事とは全く関係がありません 

1. 自分に残された日数

周りから、「生き急ぎじゃない?」とか「なんでそこまで頑張るんだろう?」と言われたことがある。自分でもそう思うことがあり、その理由について書きたい。

Dropboxの創設者であるDrew Houston氏のMITでの卒業式のスピーチを引用する。

 


【感動】あなたの人生はあと何日?20代MIT卒経営者の心に響くスピーチ日本語字幕

 

このスピーチで氏は、成功のカンニングペーパーとして三つの言葉を示している。

  • テニスボール
  • サークル
  • 30,000という数字

これらについて詳しくは書かないので、ぜひ動画を見て欲しい。この中で僕が注目したいのは、30,000という数字。この数字は、自分が死ぬまでに与えられた日数のこと。これを年齢にすると82.2歳だけど、平成27年の日本人男性の平均寿命は80.8であるため、もうちょっと短いかも知れない。今年で24歳になった自分が使った日数は単純計算で 8760日 (24*365)になる。なーんだ、まだあと20,000日も残ってるじゃん!と思うかも知れないけど、僕はそうには思わなかった。幼児期や高齢になっている日数を減らせば、残された日数はさらに少なくなる。

人間が活動できるのは、起きている間だけだ。前、TV番組で人間は何日不眠でいられるか世界でチャレンジした企画があったけど、確か一週間程度ではなかったか。そもそも、1日でも徹夜すれば、翌日の生産性は落ちるし体調的にもよくない。話を戻すと、お風呂や食事、トイレなど生理的な活動を除いて、本気で生産的な活動に使える時間は1日の中でもかなり限られてくる。

これらの数字をみて、どうするかは自分次第だ。最終的には、自分が幸せと思えるなら、何にでも時間を使えばいいと思っている。 

2. 飢え

タイトルにもした「飢え」という言葉は、身体的な飢餓状態ではなく、精神的な飢えのこと。 

また海外のスピーチの引用をしてしまうけど、故Steve Jobs氏のスタンフォードでの卒業式での有名すぎる言葉を引用する。

 


スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版

 

このスピーチで氏はこう言っている。

Stay hungry, stay foolish

もう、Steve Jobsはこの世にはいない。それを考えると、このスピーチでも語っている自分の死についてはかなり心に響くと思う。

自分が人間である以上、避けられない現実がある。それは自分の死という現実。医学が進歩したというけれど、未だに人類はこの現象を回避する術を持っていない。先日、「Ghost in the Shell」という日本マンガが元になっている映画をみて、脳だけを残したサイボークという選択肢もあるけど、そこまで行くと新たな議論になると思う。

僕は中学の頃から、死ぬのが果てしなく怖くなることがたまにある。BUMPの「supernova」という楽曲の冒頭で「熱が出たりすると、気付くんだ。僕には体があるって事。」とあるけど、普段を生活していると、自分が生きていると感じることは少ないと思う。だけど、ふとお風呂に入って頭を洗っていると気がつく時がある。「あー、自分って死んだらどうなるんだろう」と。そうすると果てしなく怖くなって、吐きそうになる。こんな事を考えるなんて馬鹿馬鹿しいかも知れないけど、本当に身近な人がどんどん消えて行くと、考えずにはいられなくなる時がある。だからこそ、ホリエモンの著書である「ゼロ」には、少なからず親近感を覚えた。あーこうに考えてるのは僕だけじゃないんだと。

cakes.mu

ステマではないです。いい本なので、偏見など持たずに読んでみてください。

話を戻すと、僕はジョブズみたいに世界に影響を及ぼせる企業を作ったり偉大になれないかも知れないけど、自分がいけるとこまではいきたい。残された時間は限りなく少ない。その中で、様々なことにチャンレンジして、できることの幅を広げて、深く掘り下げていきたい。「Stay hungry, stay foolish」という言葉の真意は正確にはわからないけど、常に貪欲で、バカみたいに全力で取り組みたい。

そういう意味で、僕は飢えてる。

 3. 目標

ここまで書いておいて、目標を書きたいと思う。

目標というか行動指針。

なぜかはわからないけど、自分は常に何かしていないといられない症候群で、毎日、昨日の自分よりもさらに良くなるためには何をしたらいいのかを考えている。結局のところ、その答えは見つからなくて、今できることに全力でフォーカスすることになってしまう。

テストや部活動の大会など短期的な目標を見つけて、それに向けて全てのリソースを割くことはできるけど、じゃあ将来に英語やこういうプログラミングの技術が必要になるから今からコツコツやらないとね、と言った長期的な目標には弱い。

アカデミアから自ら飛び出してきてしまい、まだ社会人になって半年ちょいしか経ってない自分には、恥ずかしながら、将来的にどういうスキルをつけて行けばいいかわからないし、ベンチャーで働く身としては、変化が激しい中で今に全力でいること、流れに身を任せることで時間があっという間に過ぎてしまう。

結果として考えたのが、24歳の行動指針は「今にフォーカス」といったボキャ貧というか、なんとも言えない言葉しか出てこなかったけど、自分にはあってるのかなと思った。

とりあえず、今はひたすら頑張る。

クリエイティブを見て鳥肌が立つ

連投になりますが、ただ単にぼやきなので今回はSNSではシェアしません。

先日、ゼクシィCM 2017-2018を見て、鳥肌が立ちました。

そのCMがこちら

 


ゼクシィCM「私は、あなたと結婚したいのです」風船篇

 

公式HPも載せときます。(2018年には変更になるかも知れません)

zexy.net

何と言っても、このキャッチコピーがすごいなと思いました。

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、

私は、あなたと結婚したいのです 

未婚率が上がり、少子高齢化が進み、超高齢社会に突入した長寿国、日本。

個人が尊重され、様々な生き方が認められつつあります。

結婚という、当たり前と思われていたことも、ライフイベントの一つになって来ました。結婚しないという選択肢も認められつつあるんですね。それを、大企業のリクルートが打って出たのはすごいなと思いました。

多分、色んな方から何かしら言われると思いますが、毅然としていて欲しいなと思います。これを世間によって潰されるようなら、相当あれですね。

このCMですごくいいと思ったのは、途中で花嫁が花婿の胸で不安にも喜びとも取れるような涙ぐむ姿が映し出され、しかし花婿が花嫁の方を向いたら、あふれんばかりの笑顔を見せたシーンです。本当は不安なんだろうけど、この人と笑顔絶やさず生きて行こうという決意が表れているようでした。

音楽も映像も良いな。

f:id:okutaku:20170430115121j:plain

皆が下を向く現代に

最近、土日はコードを書くか、ブログを書くか、本読むか、映画行くかしかないです。

時間がある時は思ったことはブログに書いて置こうと思っているので、今回のちょっとだけ書きたいと思います。

 

f:id:okutaku:20150127051927j:plain

 

最近、様々なメディアの信頼性が囁かれていて、意図的にか暗いニュースも多いです。一個人においては辛いこと9割、楽しいこと1割などと言ったりますが、こんなにもネガティブな、生産性のないしょうもない情報が多いと、しんどいですね。いろんなバイアスがかかっていると思いますが。

今回書きたいことは、暗いニュースが多いから皆下を向いているということではなく、インターネットについてです。ここ最近のことでもないと思いますが、電車あるは街ゆく人も皆が皆、下を向いています。それはスマートフォン、あるいはポータビリティが高いデバイスを覗き込むためであり、悲観的ではないです。僕もよく、通勤時間はスマホを見てしまいます。皆がスマホを眺める理由は様々で、多いのはパズドラやツムツム、時たまサラリーマンが出会い系で横スワイプを連続しているのも見て取れます。また、ブラウジングしている人やキュレーションの記事を見ている人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな皆が下を向く現代について書きたいと思います。

 

1. 当たり前になったスマートフォン

そんなこと、言われないでもわかっていると思いますが、今の情景を10年前に想像できたのはほんのわずかではないでしょうか。中高校生だった僕も、携帯電話は持っていても、指で操作するスマホに懐疑的だったし、こんなほぼ全ての人が持っている世界なんて想像できなかったです。ものすごい速さでハードウェアや通信環境改善し、それに伴い通信プランがより安価に大量のパケットを提供できるようになりました。数年前までだったら、重くてカクカクだったかもしれず、すぐに通信制限がかかってしまいそうな動画コンテンツも、画像や文字だけでは伝えられなかった情報を伝えることができるリッチなコンテンツとして急激に普及して来ています。

全世界的に、この流れは急速ですが、とりわけ日本では、ソフトバンクを始めとした企業が尽力して、通信環境の改善やスマホの普及 (iPhoneが実質無料とか)を推し進めたことと、日本人が平均的に裕福であったことが起因して、スマホが一気に広まりました。他にも色々要因があると思いますが。そんな日本は、以前からゲームのクオリティが高く、SNSなどとの相性がいいため、スマホ市場は一気に拡大し、一人あたりの課金では世界でもトップレベルです。

 

2. 日本で考えること

この前の記事でも書きましたが、フリーランスという働き方が一般化して来た昨今において、国籍など関係なくなってきています。しかし、今手元のスマホを開くと、そもそもiphoneandroidも米国発であり、twitterfacebookinstagramもそうです。インターネットの始まりが、もともと米軍が使っていた回線網を公開したことであると考えると、確かにインターネット黎明期においては仕方ないとしても、現代においても日本は遅れをとっているのではないかと思ってしまいます。日本においては、腐っても経済大国で、国内の商圏を押させてしまえば、多分この先も普通に暮らしていけます。よく言われていると思うのが、世界で買っているアプリやインターネットサービスの多くは、自国の経済内では限りがあり、世界に出て行くしかなく、初めから海外に目を向けて開発しているということです。
国内でLINEが流行っていたのも、スタンプだけでその人の感情が伝わってしまうハイコンテクスト文化と、クオリティが高いクリエイタが参戦することができるエコシステムをいち早く構築したからという要因もあります。ですが、世界ではまだまだメッセンジャーWhatsAppなどのアプリがシェアが高いです。そもそもユーザー数の規模が違いすぎるので、一人当たりの課金率などは考慮しておらず、成功しているのかとは別問題です。

何がいいたいのかと言うと、やっぱり日本初のアプリ、インターネットサービスって世界では流行りにくいんだなと感じています。ですが、悲観することはなくて、海外の事例などをもっともっと研究して、これからトップシェアを取れるようなサービスが出てくると思いますし、僕らがそうなって行かないといけないと思います。日本国民だからどうとか民族主義を強くいいたいんではなく、やっぱり悔しいですよね。

 

3. インターネットに関わって行く

IoTがどんどん浸透して来て、身の回りの全てのものがインターネットに接続している現代においては、各個人の行動データ、購買データはビッグデータとして処理されて、様々な場面で活かされつつあります。データサイエンティストが最もセクシーな職業として選ばれたのも納得がいくでしょう。もう、インターネットに関わらなく生きて行くのは不可能に近いです。アフリカの辺境の民族の長でさえ、スマホでアポとってたりしてました。もう成熟しつつありそうですが、今後もIT分野、あるいはそれに関係する部分は成長を続けて行くと思います。

僕が初めて、プログラミングに出会ったのは今から5年ほど前になりますが、一種の薬のように、その魅力に取り憑かれてしまいました。インターネット予約や課金がより簡易的になってくると、インターネット世界が現実により近くなって来てることを実感できますし、アマゾンダッシュなど、ボタンをポチりしただけで商品が届くのはものすごく面白いかと思います。それ自体の良し悪しではないです。

いろんなヒト、モノがインターネットに接続していくであろうこの時代に、インターネットに関わる仕事は、とても面白いです。主観的でかなり抽象的ですが。

僕個人で、できることはかなり限られていますが、今後もインターネットに関わっていきたいなと感じています。

 

めっちゃ小並感な文章になってしまいましたが、いいか、、、

ベンチャーという選択肢

こんにちは!

久しぶりに何か書きたいなと思ったので、入社してまだ半年しか経ってないのですが、「ベンチャーという選択肢」というタイトルで書きたいと思います。

主観が凝縮されているため、不快に思われるかも知れないので、もしそうなったらそっとアプリを閉じてください。若造のたわ言くらいに思っていただければ幸いです。

f:id:okutaku:20150928145510j:plain

ちょっと調べたら、スタートアップぽい写真を無料でダウンロードできるサイトがあったので、紹介します。いい感じです。

startupstockphotos.com

 

1. ベンチャーという選択肢

まずは簡単に自己紹介します。

僕は2016年から生物系の大学院に通っていて研究生活をしていたのですが、同年9月に大学院を退学し、kurashiruというレシピ動画サービスを運営しているdelyというベンチャー企業にジョインしました。

www.kurashiru.com

kurashiruを運営しているdelyでは、エンジニアとしてwebに関わることを担当しています。僕がジョインした時には、大きな調達もなかったし、エンジニアも少なかったので、かなりチャレンジな選択でした。ですが、現在はその選択をしてよかったと思っています。

今は就職活動の真っ只中ということもあり、自分の将来に悩む方も多いかと思います。真っ当に就活して来なかった人が多いベンチャー企業の一人として、大げさに言えることもなくて、説得力のかけらもないのですが、何かヒントになれば幸いです。

www.wantedly.com

前提として、wantedly人事の大谷さんのこのエントリーでもあるように、僕も「皆が皆、スタートアップに行けば良いのかというと、それも違う」と考えています。大企業や中小企業、ベンチャー企業にはどれにもメリットとデメリットがあって、今自分がどこに所属しているのかでも答えが変わってくると思いますし、向き不向きもあります。ただ、よく言われるのはベンチャーの方が裁量権が大きく、より刺激的な毎日が送れる傾向にあるということです。ですが、ドがつくベンチャーに行くと福利厚生など、本当にないもないこともザラです。これに関しては色々あります。

僕がなぜ、ベンチャーに来たのかを書いたのが下の記事です。

okutaku.hatenablog.com

 

2. 誰も自分の人生に責任を負ってくれない

混迷を極める現代において、生涯雇用や年金への信頼が崩壊していく中、僕を含めたミレニアル世代の多くは将来に対する漠然とした不安が心のどこかにあるのではないかと思います。就職活動で、一生この会社に尽くすぞと考えている人も少ないのではないでしょうか。米国のデータですが、下の記事でもあるように2020年には労働人口の半分がフリーランスになる見込みのようです。フリーランスの流れは特にIT業界で加速していて、米国全体では現実化しないにしても、都市部ではこの流れはじわじわとくると思います。フリーランスという形態の良し悪しはここでは議論しません。日本でも米国よりも数年遅れてくると思いますが、IT業界からフリーランスという働き方が浸透してくる気がします。

newsphere.jp

フリーランスとはちょっと違うかも知れませんが、サントリーのCMでもあるように、自分の生活スタイルに合わせてちゃんと仕事をこなした方が本当は効率的なこともありえます。在宅ワークとオフィスワークの良し悪しも色々あるので、割愛します。

 


2篇 クラフトボス CM 堺雅人 杉咲花 成田凌 「新しい風・いいコンビ」「誰もいない」

 

ちょっと話が逸れましたが、このセクションで伝えたいことは、今後、生涯雇用を目指して、その会社で懸命に自分の価値を上げていくよりも、いつ解雇されてもいいように、どこでも生きていけるようにソフトスキルをつけた方が世の中の流れに柔軟に対応できるのではないかと思います。

そこで念頭に置きたいのが、自分の人生は自分しか責任を負えないということです。もし、自分が解雇されたとしても、それで人生が終わるわけでもないし、また次の場所で頑張ればいいだけのことです。そのための準備をするのは、自分しかいないのかなと思います。

このセクションとベンチャーという選択肢を結びつけるなら、ある程度の規模のベンチャーなら、 いろんな業務を近くで知ることができて、あるいは降ってきて、広く経験しやすいのではないかと思います。どこの企業でもできると思いますが。事業が拡大、あるいは組織が拡大していく中で裁量権が大きく、実際に手を動かさないとそれらが上手く回らないのはベンチャーならではの経験で、どの企業にいってもある程度は必要になるスキルなのではないでしょうか。

 

3. モチベーション 3.0

生まれた時から、ある程度は不自由なく生活してきて、中学、高校ではスマートフォンが普及し、SNSが発展して社会的承認欲求が満たされやすくなり、写真あるいは動画で擬似的な体験、ショッピングなどテクノロジーの発展と共に多くの経験が手のひらで完結しよとしています。ある意味満たされて、満たされているがゆえに渇いている人も多いのではないでしょうか。自由という言葉で装飾された学生生活が終わり、死ぬまでにもっとも多くの時間を費やす仕事が始まり、その中でも日々、生きている実感を感じながら生活するのは結構難しいのではないでしょうか。

また、高度経済成長期が終わり、失われた20年と言われ、頑張れば頑張るほど地位や賃金が上がっていった時代を知る由もない世代が日本を背負ってたたなければならない時代が来ようとしています。

その中でいかに人生に意味を持たせ、日々充実した気持ちで生きていけるのか、そのヒントをくれるのがダニエル・ピンク氏の「モチベーション 3.0」という本だと思います。参考までに。

「 モチベーション 3.0」の3.0とは、動機付けのオペレーションシステムのバージョンを示しており、読んだのがちょっと前すぎて思い出せないのですが、以下のようだったと思います。

  • モチベーション 1.0 ... 生理的動機付け (生きるために頑張る)
  • モチベーション 2.0 ... 外発的動機付け (アメとムチのように頑張ったら頑張った分だけ自分の利益になるから頑張り、頑張らなかったら制裁がある)
  • モチベーション 3.0 ... 内発的動機付け (自己の成長や達成感、社会的貢献など非金銭的なインセンティブのために頑張る)

この本の中で面白かったのは、創造的な発想がないと解けない問題をその解決に対する金銭的な報酬の有無で分けた時に、金銭的は報酬が無い方が成績がよかったという結果があったということです。永らく、金銭的なインセンティブを与えれば人は意欲を出して頑張ると思われたモチベーション 2.0が崩壊しつつあるとこの本では述べられています。

AIがより発展してくると、ほとんどの仕事がAIに奪われると危惧されていますが、なくなる仕事と残る仕事、新たに生まれる仕事があると考えていて、具体的には言えないのですが、この残るあるいは新たに創出される仕事がどんどん生産活動に結びつくものに変わってくるのでは無いかと考えています。その時に、与えられた仕事をただこなし、その対価として賃金を得る仕組みから、自分で考えて仕事を生み出し、そこに価値をつけていく機会が今後日本でも増えてくるのはないかと思います。

話が若干それましたが、ベンチャー企業の多くの人はこのモチベーション 3.0に移行した人たちなのではないかなと考えています。新しいサービスを生み出し、それを普及させていくのは、めちゃくちゃ儲かるもの以外は非金銭的はインセンティブに幸福感を抱けないと継続できないと思います。自分がどれだけ成長したか、その成長に伴って事業や組織がどれだけ大きくなって、そこに自分がどれだけ貢献できたのか、世の中のスマートではない仕組みをどれだけ改善できたのか、そのお金では表せないかもしれない成果を享受して喜びに変換できないと、正直ベンチャーで生きていくのは厳しいかもしれません。色んな人がいてそれぞれに価値観、思想があるので一概には言えませんが。

また、このモチベーション 3.0は伝染すると僕は考えています。学校のクラスや部活、会社の部署などで、あいつが頑張っているから俺も頑張るといった経験はないでしょうか。モチベーションは感染します。裏を返すと、全員が全員やる気がない組織にいては、自分のモチベーションを他から見出さないといけなくなり、最終的には自分のモチベーションも落ちてしまうかも知れません。自分の行動は、日々関わる5人程度によって規定されるとどこかの記事で読んだことあるのですが、確かにそうで、どうせならモチベーションを高め合えるような、部活動のような環境が仕事でも維持できたらいいはずです。あくまで個人的な意見ですが。

よく引用させていただくのが下の記事です。

kazuph.hateblo.jp

よく会社を運命共同体の家族と捉えますが、これから組織がより流動的になれば、仲間として捉えるようになり、そこに愛着がもてないとモチベーションも上がらないのではないかと思います。別に、ベンチャー企業以外がモチベーション高くないと言いたいわけでもなく、ベンチャーによっても当たり外れがあるので、なんとも言えません。

 

まとめ

ここまで書いて来ましたが、結論です。

感じた人には感じたと思いますが、大企業だろうが中小企業だろうが、ベンチャー企業だろうが、僕は別にどこでもいいと思います。どんな企業だろうと潰れるところは潰れるし、急成長するところはグングン伸びて行きます。キャリアに責任を持つのも自分の責任だし、どこでなにしてようと信念を持って励んで、自分が幸せと思えたら、それはそれでいいんじゃないかと思います。

ただ、最近ですと、大手志望一択だったところにベンチャーという選択肢が加わりつつあるのかなという所感です。

まだまだ頑張ります。

 

お約束かも知れませんが、delyではエンジニアを始め、バックオフィスなど全職種を絶賛募集中です!

www.wantedly.com

大型の資金調達を行い、運営するkurashiruは最近TVCMが放映されるなど、組織やサービスとしてもどんどん面白くなってきています。経営陣と近い位置で仕事をできるのも面白いですし、自分でサービスを回している感を得られるものすごく面白いです。腕に覚えのある猛者!来たれ!

f:id:okutaku:20160927084531j:plain

磯辺焼き

こんにちは!

今日は、最近感動した「磯辺焼き」を紹介したい思います。

この記事のゴールは「あー、磯辺焼き食べたい...!」となっていただけることです。

f:id:okutaku:20170226002740p:plain

簡単!フライパンで出来る磯辺焼き | 料理動画(レシピ動画)のKURASHIRU [クラシル]

 

磯辺焼きとは

説明しなくてもわかると思うのですが、自分が気になったので、磯辺焼きについて調べました。ほとんど引用になってしまうのですが、引用元を示しておきます。

餅を焼いて醤油をつけて海苔で巻く簡単な料理。

磯辺焼き (いそべやき)とは【ピクシブ百科事典】

①餅(もち)を焼き、しょうゆをつけてのりで巻いたもの。
②のりを使った焼き物。魚を合わせじょうゆに漬け込み、のりで挟んで焼いたものなどがある。  

磯辺焼き(いそべやき)とは - コトバンク

 どうやら、磯辺焼きとは焼いた餅などに海苔を巻いたものらしいです。なので、磯辺焼きは厳密には餅ではなくてもよくて、なんでも焼いて海苔に巻けばいいらしいです。ですが、一般的には多分お餅を海苔で巻いたものだと思うので、この記事でもお餅を焼いて海苔で巻いたものを磯辺焼きとして紹介します。

磯辺揚げとは

ちなみに気になったので、磯辺揚げは同様に衣に海苔を入れて揚げたものらしいので、お餅でもちくわでもなんでもいいらしいです。

 

なんで磯辺焼きなのか

どうして、磯辺焼きを紹介しようと思ったかを書きます。筆者が携わっているクラシルというアプリは、料理レシピ動画で紹介するサービスであるため、毎週末は自宅でクラシルを使って料理をしています。

先日、ちょうどお餅が余ったので、簡単な料理はないかと調べていると磯辺焼きが検索でヒットしました。実家でも年始に切り餅で磯辺焼きを作って、砂糖醤油につけて食べていたのですが、クラシルが紹介する磯辺焼きはフライパンで焼いたお餅に砂糖と醤油を加えて焼いてから海苔を巻くものでした。(レシピは後に書きます)

動画通りに作ったのですが、どうせいつもと同じだろうと思っていましたが、、、

感動しました。磯辺焼きってこんなに美味しいのかと。

焼いたお餅に砂糖と醤油を加えてちょっと焼いただけだったのですが、焼いた醤油の香ばしさに砂糖の甘みが加わって、最高に美味しかったです。少々言い過ぎですが、こんな美味しいものがあったのかと目から鱗でした。磯辺焼きすごい。日本に生まれてよかった。

それからというもの、毎週末にはお餅を買ってきて、磯辺焼きを作っています。

 

磯辺焼きの作り方

磯辺焼きの作り方はクラシルを参照してください。

www.kurashiru.com

参照といっても、切り餅をサラダ油をひいて焼いて、砂糖と醤油を加えて、海苔で巻くだけと、シンプルです。シンプルっていいですね。

動画を見ているだけで、砂糖と醤油の調和した香ばしい香りが香ってきます。ゴクリ。

上でも書きましたが、磯辺焼きはなんでも焼いたものをなんでも海苔で巻けばいいのですが、やっぱりお餅ですね。ご飯と醤油が相性がいいのと同じで、砂糖醤油にはお餅ですね。

 

終わりに

簡単ですが、磯辺焼きの魅力をお伝えしました。

多分、とっても簡単なのでお餅を買ってくればできると思います。

ぜひ、磯辺焼きを試してみてください。

いいエンジニアって何だろう

学生というブランドを捨てて、エンジニアとして社会に出てから半年。

いつも考えていることがあります。

「いいエンジニアって何だろう」

まだ答えがわからないのですが、今考えていることを書き起こしておこうと思います。

f:id:okutaku:20170122000100j:plain

皆、自分の役割の中で、「いい経営者」「いいデザイナー」「いいセールス」「いいマーケター」「いい料理人」「いいクリエイティブ」って何だろうって考えて、自分なりの姿に近づこうとしていると思います。

「エンジニア」の定義

ここでいうエンジニアとは、IT系のことで所謂プログラミングです。自分では当たり前と思っているけど、それは僕がIT業界にいるからだと思います。どの業界のエンジニアも作り手であることには変わらないと思うのですが。

「いいエンジニア」って何だろう

すぐに本題に入ります。これまで様々なエンジニアに会ってきてました。

元いた会社で言えば、本を出版したり、OSSにコミットしていたり、コンサルをしていたり、マネージメントをしていたり、会社を経営していたり。周りで言えば、モバイルアプリを作っていたり、ハードを作っていたり、コミュニティを運営していたり、起業していたり、趣味でプロダクトを作っていたり。本当に多種多様なエンジニアがいて、その誰もが一目置く方々です。

能力で見たら、複数の言語を扱えたり、複数のフレームワークを扱えたり、実装が丁寧であったり、爆速だったり。グロースハックにコミットしたり、SEOに強かったり。いろんなエンジニアがいます。欲をいえば、全ての立場を経験して、全ての能力を持っている全知全能的なスキルセットが望ましいと思うのですが、現実はそうは行かず、趣味志向があって、得意不得意があって、はたまた宗教チックなことがあって。

プログラミングはあくまで手段だという言い切る人もいれば、プログラミングすることを目的にしている人もいるという意見があって。これは科学研究でいう基礎研究と応用研究だと思っていて、どちらもないと意味がない。卵が先かニワトリが先かという問題に発展してしまいそうなので、深くは言及しません。

色んなエンジニアがいる中で、「いいエンジニア」なんて定義できるはずもなく、そもそも「良い」という基準は主観的で、ある経営者から見たら、何でもできて実装も高速で堅牢でオラオラにならないエンジニアが良いとされて、あるエンジニアから見たら一切の無駄がない綺麗なコードを書く人が良いとされるかも知れません。

詰まるところ、自分の考える「良いエンジニア」って絶対的な基準はなくて、誰にどう思われたいかで決まる気がします。雇用される立場から見たら、プロダクト志向のエンジニアが良くて、同業からみたら技術的に深いエンジニアが良いのかなと思います。

現状どうなの

大学時代にプログラミングを始めて、学科が化学系だったこともあり、実験・レポートが忙しすぎて、書いている量としてはそこまでではありませんが、歴としては4年くらいになります。誰にも負けないものは何かと言われれば、やっぱりRailsを用いたアプリ開発で、サーバーを1から構築したり、自分でプロダクトを作って公開したりしていました。実装は早い方だと勘違いしています。現在はベンチャーのサーバーサイドを担当していて、web周りは全て見ています。

能力的にみたら、全然大したことなくて、モバイルもマーケットに公開したことはあるにせよ、WebViewを使ったブラウザアプリであったり、Railsを4年近くやっていると言っても、RubyRailsのコミッター、コントリビューターでもなければ、gemを作ったこともない (何を作れば良いのかわからない)。Qiitaに投稿するようなネタもないし、LTすることも思いつかない。SPAは開発したこともあるけど、そんなに大規模のものは作ったことがないし、インフラ周りも1から構築できるとは言っても負荷分散やエラー検知までの周辺の知識も経験もない。

エンジニアの能力の深さって、あるところで域値を迎えると思っていて、今自分はそこにいると感じている。やりたいことをググれば、大抵のことはわかって実装までいける。ライブラリで困ったことがあってもドキュメントを読めば大抵のことは解決できる。ロジック的なことで頭を抱えても、どうにか迂回策を思いつく。社会人になって、半年しか経ってないけど、毎日コードを書いているので、できることの幅は広がった。だけど、深みがない。気がしている。一番怖いのは何でもできるエンジニアになって、器用貧乏になってしまうこと。そんなエンジニア、きっとすぐにリプレイスされてしまう。今は解散してしまったけど、SMAPが言う、No. 1ではなくてOnly 1のエンジニアになりたいと思いつつも具体的な行動に移せてはいない。今に全力投球しすぎて。

自分のエンジニアとしてのルーツを辿ると、劣等感というか負い目に感じることがある。自分は情報系の出身でもなければ、幼い頃からプログラミングに親しんできたわけでもない。ちょっと新しいことを始めたいと思って始めたプログラミングにハマっただけ。プログラミングを書くことが好きで、フロー状態でいつまでも書いていられる。研究生活で心の底から辛いと思ったことはあるけれど、プログラミングはそんなことはなかった。端から見たら相当ハードでも、楽しければ辛くない。そして、作ることが楽しい。自分が作ったプロダクトがユーザーに使われて、幸せになってくれたら最高だ。ここまで書けばわかるように、どちらかと言われれば、かなりプロダクト志向のエンジニアだと自覚もしている。ただ、RubyとかRails、Reactなど作った人を本当に尊敬しているし、いつかはそうになって行きたいと思っている。

ここからは受けいりになってしまうけど、将来的にエンジニアは3つのパターンに大別されると思っている。技術がわかる経営者、あるいはマネージャークラス、はたまた主に技術を行使するプレイヤー。自分はどうになって行きたいのか結論はまだ出ていないけど、しばらくはコードを書いていたいと思う。

ここまで、思っていることを書きなぐってきたけれど、そろそろ終わりにしようと思う。現状、自分が思う「いいエンジニア」は

課題解決ができるエンジニア

だと思っている。ごくごく当たり前かもしれないけど。言われたことをやることは簡単だ。こういう機能がこの期日までに欲しいんだけど、という要望に応えるだけのエンジニアでは不十分に思う。仕様書通りに実装するスキルもかなり大事だし、多分、完璧にこなせる人はそう多くない。だけど、自分が死んでも達成したいKPIに対して、何が問題になっていて、どうに改善すれば、どう数字につながっていくのか。それをインパクトとか工数、経営視点で考えられるエンジニア。そこを目指したい。当たり前だけど、この数年はがむしゃらにそこを追求したい。

まだ、「いいエンジニア」という答えがちゃんと捉えられていませんので、諸先輩方、ご指導ご鞭撻よろしくお願いしますm(__)m

今年の目標は「全力コミット」です。

追記

かなりの先輩エンジニアから言われたことですが、パワースポットを自分の中で決めておくといい。全力で走っていると、自分が今どこにいるとか、自分の心身の限界とか認知できなくなる。大きな仕事を終えた後に来る、一番怖いのが燃え尽き症候群。そういう状態に陥った時に、一歩立ち止まって、自分を俯瞰的に見るためにパワースポットを各々決めておくといい。

f:id:okutaku:20170121175110j:plain

僕の場合は、「土曜日の浜松町」。東京タワーのお膝元で、いつも賑わいつつも落ち着いた雰囲気のある場所で、プログラミングを始めるきっかけを与えてくれた場所でもある。浜松町近くにある、芝公園で一人でぼーっとするのがたまらなく心地よい。桜の名所でもあるので、是非一度訪れてみるといいかも。土曜日、というのは浜松町はサラリーマン街であるため、平日はブラックスーツが多い。土曜日は違った一面が見れてすごくいい。芝公園の芝生の上で、「あれ、自分って何でエンジニアをしているんだろう」とか「自分の目指しているところ、ミッションって何だろう」と考えるのが、中二みたいだけど、好きだ。当然、明確な答えは出てこなくて、結論「今に全力で!」って単純化されてしまうけれど、充電できるので良い。これからも、全力でやりつつ、心が折れてしまわないように、定期的に訪れたい。