Time is money

日常のこと、web関連、映画の感想について書いていきます

「ソーサル」のエンジニアが考える、webサービス開発における"チーム"とは

寝苦しい熱帯夜の続く季節となりました。

キンキンに冷えたアイスコーヒーが、暑くて萎えてしまう気持ちにアクセントを加えてくれる気がします。

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今年の少ない夏休みは色々なことにチャレンジしたいものです。

久しぶりの投稿になりますが、今回はwebサービス開発における"チーム"について書きたいと思います。

「そんなこたぁ、わっかとるわ!」って方もどうぞお聴きください。

所々、一部の方に不快に思う表現があるかと思いますが、そこは目をつむってくださいませ。

 

チームで失敗した経験

私は、今「ソーサル」という、皆で楽しくフットサルができるwebサービスの運営でエンジニアをしています。

sosal.me

ソーサルについては、先日"まとめ"ていただきました!

matome.naver.jp

今のソーサルのチームに至る前に、苦い体験をしました。まずは、そのことについて書きたいと思います。

プログラミングを学び始めた頃、あるCEO的存在の学生、デザイナーの社会人の方、そしてエンジニアの私の3人でアプリ開発をしていました。そのCEOの方とは、とある縁があったのですが、初めから性格的に苦手意識がありました。しかし、チームでの開発は楽しかったので、そのままエンジニアとして活動を続けていきました。キュレーションに関するwebアプリを開発していたのですが、それが思うようにいかず、最後にはコンセプトレベルで方向転換することになりました。今まで開発してきた分を全て捨てて、再開発すること、その内容も私があまり関与できずに決まってしまいました。そこで、開発コストに関する議論になり、私はエンジニアの意見を無しにすぐにコンセプトレベルの方向転換、仕様変更に耐えることができませんでした。なぜなら、私はただ単に仕様ができたら、コーディングするような都合の良いエンジニアではないからです。エンジニアにも意志があります。それを無に帰すチームに、居場所を感じれなくなり、酷い仲たがいの末、チームを去ることにしました。暴言が飛び交い、弁護士を立てることにも話が進み、精神的にもかなり疲弊し、かなり苦い体験でした。

しかし、この体験があったからこそ、次に自分が所属するチームを正しく選ぶための基準ができたのだと思います。

 

webサービス開発における"チーム"とは

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私は先の苦い体験から、次なるチームは自分の意志で決めようと思い、何度か話を持ちかけていただいたのですが渋っていました。

web界隈では、起業意識が高い方が多いです。起業するために、プロダクトを作る。そのことに興味があまりなく 、そのためにコードを書いてる自分が想像できませんでした。このことは、後の項で書きたいと思います。

そんな中、2014年の終わりに今のソーサル代表の二人、「りょうぽん」と「ひとぽん」と会い、ソーサルの原案を聞きました。何よりも彼らの熱意とプロダクトへの想いに共感して、その日に開発を決意しました。あの時の決断は間違いではなかったのではないかと、今ソーサルを運営して思います。

当初、三人で始まったソーサルですが、すぐにデザイナーの「のぞみん」、営業・宴会部長の「しぶしぶ」が加わり、その後にエンジニアの「きのぴー」、そして企画運営の「とっきー」が加わり、今では7名となりました。( https://sosal.me/company )

もうリリースから5ヶ月近く経ち、先日ユーザー数も1,000名を超え、Fリーガー中井健介選手(ペスカドーラ町田所属)とのコラボ企画、大分県、福岡県、大阪府など全国での企画も催されるようになり、さらなる盛り上がりを見せています。

ここから本題となりますが、ここまでソーサルというwebサービスをエンジニアとして運営してみて、webサービス開発における"チーム"について再考します。これは、なぜ僕がソーサルでエンジニアをしているのかということにつながると思います。

僕の考える"チーム"とは、

「チームとしての力量総計が、個人の力量の積となりうる集団」

だと思います。すごく曖昧な定義をして、理系学生として心苦しいのですが、これでいきます笑

言いたいことは、そのチームに自分の持ってる全てを注げるか否かということです。僕自身、ソーサルのようなwebサービスを開発することは初めてでした。プログラミングのアルバイトをしているため、チームでの開発などは経験してきたのですが、ユーザーが実際に使ってくれるwebアプリを個人で開発することは初めての体験でした。結果的に、僕のエンジニアとして幅や技術が広がったと胸を張って言えます。実際にwebサービスを一人でローンチまで持っていくことは中々に難しいし、自己満だけで終わりの誰にも使われることがないようなアプリを生み続けてるだけでは気がつかなったことの連続です。チーム開発の末端のアルバイトとしてではなく、個人としてアプリを開発することは、言わば、全て自由です。自分の思うように設計できます。だからこそ、難しいんだということが痛いほどわかりました。一つの設計のミスがシステム全体へと波及していく経験や、一つのコマンドのミスがサーバーを停止させてしまう経験は自分でやってみないとわかりません。その意味で、多くの経験をして"成長"していると思います。ゆえに、上記で定義したチームとは、自分が全力を出して、伸びしろを広げ、大きく成長できる環境でもあると思います。

だからこそ、チームでやることの意義があるんだと思います。

 

エンジニアは"一人のチームメンバー"である

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web業界において、エンジニアはしばしば軽視される役職です。

これは上に立つ者、共に仕事をしていく者が誰かに強く依存すると思うのですが.webサービスの代表や営業が注目を浴びるのは致し方ないことです。

ただ、エンジニアをしている身としては、「エンジニアこそ原動力」だということを主張します。ですが、だからと言って、エンジニアは神様だとか、エンジニアを優遇するとかそういう話ではないです。エンジニアも一人のメンバーであって、等しく全力を出せばいいと僕は思います。エンジニア個人の都合だとかにペコペコするのではなく。エンジニアだろうと何だろうと、チームは個人の集合体であって、自分の役割を認識して、全力で力を注ぐことを全員が意識できた時、いいチームなんだと思います。中二チックになりました。すみません。

だからこそ、一緒に仕事をするエンジニアを選ぶべきであるし、エンジニアも一緒に仕事をする人選ぶべきだと思います。誰でもいいってことでは決してないです。

 

一人でできることは限られてる

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もう一つ言いたいことは、一人でできることは限られているからこそ、チームであるべきだということです。これは否定的な意見では決してありません。webサービスを作り上げるまでは一端のエンジニアで、それなりの技量があり、そんなに重くないものであればできます。しかし、作り上げたからと言って、使われるかというと決してそうではありません。使われるためには、地道で泥臭くいなければなりません。詳しい言及はさけますが、到底エンジニア一人でこなせるものではありません。全ての技術は社会に還元されてこそ価値が生まれると思います。そのためにチームがあるのではないでしょうか。一人一人が自分の役割の仕事を最大化させることで良いものができる。そう思いたいです。

 

エンジニアである意義とは

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web業界にいると、よくわからない関係が構築されることが多く、一つアプリを出しただけで、「すごい」とか「頑張って、応援してる!」という無味乾燥な 言葉が飛び交います。(中には本当に暖かい言葉あります。本当にありがとうございます。)自己満で終わってもいいなら別として、エンジニアはこの言葉を真 に受けては危険だと毎度感じます。公開してゴールではなく、そこからが本当の勝負だと思います。このご時世、様々なサービスが開発され世に出て、優れた巨 人たちが当たり前のごとく素晴らしいサービスを作り上げています。そのサービスと同じ土俵で戦うことは極めて難しいことです。ユーザーの目は肥えている し、高い操作性・デザイン性が求められます。それらが満足されなければ、自然淘汰されます。エンジニアにとって、ユーザーは残酷です。こちらの意図は決し て届きません。だけど、だからこそやりがいがあると僕は思います。僕は技術もなければ、経験も浅はかなものです。だからこそ、死にもの狂いでやって、ユー ザーに実際に使ってもらって、ソーサルで言えば来ていただいた方に「ありがとう、楽しかった。また来たいです!」と言ってもらえる。発言を改め、ユーザーは正直です。意図はなかなか伝わらなくても、想いは届きます。だからこそ、僕は作り手、エンジニアをしているんだと日々感じています。

幼き頃から、パソコンを分解するほどコンピューターが好きだったとか、プログラミングを生業としているなどではない、大学生から、ちょっとした好奇心でプログラミングを始めて、その魅力に気が付いたからこそ、辿り付いた現状の答えです。

 

これからエンジニアを志す人、すでにかじっている人へ

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上記のよく分からない理由から、エンジニアはチームにいるべきです。全く説得力がなくて申し訳ないのですが、エンジニアではない人とチームを組むことで気づかされることが多いです。本当に。そして、いるチームは念入りに選ぶべきで、合わないチームはそこで学べること・成長の余地がないと判断したら出るべきだと思います。義理も何もありません。無鉄砲なことは言えませんが、生活がかかっている等の理由を除き、僕のような学生であれば、その時間を限りなく自分のために使ったほうがいいと思います。変な提案すみませんでした。

僕の目が節穴なだけかもしれませんが、ITが進んでいるはずの東京ですら、(ちゃんと開発できる)エンジニアは少ないです。しかしながら、プログラミング教育は近年、本当に熱いです。これから、どんどんできるエンジニアが出てくると思いますが、自らがリード・エンジニアとなって、どんどん新しいwebサービスが出てきたら、かなり面白くなると感じています。この記事を見て、何か作ってみたい!と思った方、プログラミングを始めましょう。今からです。

 

長々と暑っ苦しく、支離滅裂でしたが、読んでいただきありがとうございます。

 

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【保存版】 フィフィ、大島美幸の出産VTR批判に「日本社会の問題だよ」

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初めに

すごく、心に刺さった記事だったので、全文をそのままシェアします。

全文

6月22日、森三中大島美幸が、待望の第一子となる長男・笑福(えふ)くんを出産した。そして自らの出産の様子を、CCDカメラの付いたヘルメットを被 り撮影。7月5日には、その映像が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で放送された。しかし、この出産シーン放映を巡っては、感動したとの声も あがる一方、“出産シーンをテレビで放映するのは、産むことのできない女性への配慮が足りない”といったクレームも寄せられ、ネットで話題に。フィフィは 何を感じたの?
 まず、最近ではよく「テレビ離れ」とか言われていますが、そんななかでの今回の炎上。なんだかんだで、テレビ見ている人はいるんだな~って思いましたよ。

 今回の件では、大きく3つの問題点があると思います。

 ひとつめは、クレーマーという存在の実体と、クレーマーを過剰に取り上げ過ぎる風潮。だいたい日本人は、クレーマーの存在に過敏になり過ぎているよね。 今回の件に関しても、産むことのできない女性への配慮が足りないって批判するクレーマーは、産むことのできない女性の代表であるかのような立場をとってい るけど、産むことのできない女性全員がそう思ってるわけじゃない。あくまでも“私”はそう思っているってだけなわけ。

 それは、たとえばジャポニカ学習帳で「私は虫が嫌いだから表紙に持ってこないでよ、花だったらいいけど」というのと一緒。虫の“見た目”が気持ち悪いっ ていうのは、あくまでその人の価値観なのに。それなのに、こうしたクレームが通ってしまうと、表紙は花ばかりになっちゃう。本来、子どもにとって昆虫は不 思議な生物で、すごく勉強になるはずなのに、大人の価値観のせいで、その探究心を奪ってしまうことにも繋がってしまうんです。

 だから、私的な価値観の押し付けによるクレーマーに、いちいち耳を傾けるのはどうかと思うよ。同時に、こうしたクレーマーの意見を取り上げ、炎上って騒ぐメディアのあり方も問題なんだよね。

 日本人の多くはサイレントマジョリティであって、基本的にサイレントだから、そうした構造のなかではどうしても、クレームとして声をあげた人の意見が世 間の代表のように見えてしまうんだよね。今回の大島さんのこともそう。ほんの一部でしかないクレーマーの声を大きく取り上げ過ぎ。そして、それをみんなが 大きく受け取り過ぎ。

 

ふたつめは、クレームを入れた人たちの意識の問題。今回の件も、産むことのできない女性が可哀想ってクレームを入れているわけだけど、可哀想って思うこと 自体がそもそも相手を憐れんでいるってことなんだよね。そして問題なのは、そういったクレーマーたちは、自分が相手を憐れむ意識をはらんでいるということ に気付いていないこと。

 たとえ子どもを産むことができなくても、ベビーシッターをしたり、他人の子どもを可愛がったりしている人たちは、私の周りにもいっぱいいる。彼女たちは、自分たちに配慮して欲しいなんて押し付けはしないよ。

 子どもを産むことのできない女性には”配慮しなきゃならない”と思っているクレーマーたちの意識そのもの、憐れみの感情そのものが根本的に間違っているんだよね。

 そして最後に、出産シーンを流すか流さないかという問題。これは、いまテレビが面白くなくなっているっていう問題とも関わるんだけど、今回の件のよう に、いちいち敏感に反応し過ぎてしまうと、表現を狭めたり制限してしまうことにもなって、ますます感動するものや面白いものを作れなくなってしまう。今回 の件を考えるときに忘れてはならないポイントは、これは大島さんなりの表現であったというところ。『イッテQ!』という番組のなかで、これまでずっとヘル メットを被って色々とやってきた大変なこと、その延長線上での出産なわけ。それが彼女のスタイルであって、キャラクターなの。

 何を売りにするのか、どこまで出すのかは芸能人によってそれぞれ違っていて、ある人は家を出す、ある人は出さない、私は出産シーンを出さないけど、大島 さんは出す、それだけの話。実際、世間のほとんどは、出産の話を聞いて、いいんじゃない? って思うんじゃないのかな。そもそも、自慢したくて放送したよ うには見えなかったよ。

 それを今回みたいに批判し始めてしまうと、お正月の葉書に子どもの写真を載せたり、結婚や出産の報告をSNS上でするのも気持ち悪いってことにもなっ ちゃうよ。人が幸せを報告することを、心地良く受け取れない人間が一部にはいるかもしれないけど、世の中のほとんどは喜びを分かち合える。それこそ、今回 のケースはテレビなんだから見たくなきゃ、見なきゃいい。

 いずれにせよ結婚して、妊活を頑張って、やっと出産した人を、結果的に批判しましたよね。人の幸せを最後は突き落としてしまう社会、これって問題だよ。

 むかし、大島さんとは番組企画“パンスト弁慶”でパンストを一緒に頭からかぶって引っ張りあった仲です。ブスだの何だのと言われても、大島さんは今後も 彼女のスタイルで、体を張りながらやっていくだろうし、お子さんもその姿を見ればきっとリスペクトすると思うよ。だから、大島さんにはどんどん頑張って やっていってほしいな。

出典: 週刊女性PRIME 7月12日(日)15時0分配信  

《文・構成/岸沙織》

ソーサルでフットサルデビューしてみませんか!? - ソーサル・エンジニアの奥原が、実はソーサルがフットサルデビューだった件

こんにちは!

暑さと共に湿気も加わり、日本らしい夏がやってこようとしています。

最近、僕の中で「Momentum」という、Chrome拡張機能がトレンドです。

これは、Chromeで新しいタブを開くと、その日の美しい写真を届けてくれるというサービスです。これがその写真の一つです。

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 さて、僕がエンジニアとして加わっている「ソーサル」で、なぜかブログブームが起きているので、それに便乗して書きたいと思います笑

実は僕、ソーサルを創るまで、フットサルしたことなかったんです

中学・高校と卓球少年だった僕には、ラケットを使った球技はある程度できたのですが、サッカーとか足を使った球技はてんでダメでした。

そんな僕がソーサルでフットサルデビューしたって話です。もうここまででうんざりよ!って方もどうぞお付き合いください。

1. フットサルとは

まず、僕、フットサルとはってこともあいまいでした。

なので、去年の冬に代表の2人から「フットサルのwebサービスを創りたい」って言われた時もピンときてませんでした。

で、家に帰ってまずは。。。

「フットサル とは」グーグルせんせー!!!

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だ、そうです笑

 

2. ソーサルとは

じゃぁ、「ソーサル」ってなんなの?

ソーサルは「好きな時間、好きな場所、好きな仲間とフットサル」を目的とした、誰もがフットサルを身近に感じることができるwebサービスです。そう、webサイトです。

sosal.me

ソーサルでは、自分の好きな時間に企画をする、あるいは誰かの企画に参加することで、気軽に楽しくフットサルできます!

こんな感じです!

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で、ソーサルは変な大人たちが運営しているのではなく、フットサルをこよなく愛する彼らで運営しています。

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ちなみに、一番左の眼がほそーいやつが私です。

3. ソーサルでフットサルデビュー!

ここからが本題です。

ソーサルはフットサルデビューするのに最適なのでは!って話です。

僕は前途したように、足を使った球技に苦手意識があって、好んでする方でもなかったです。フットサルサークルにも入ってなければ、自分でフットサルのスクールなどに行く勇気もいまだにありません。そんな僕にフットサルの楽しさを教えてくれたのが、他でもない「ソーサル」でした。

「え、でもソーサルって経験者が多くて、初心者が入りにくいんでしょ?」

確かに、ソーサルの運営メンバーもほとんどが経験者です。

しかし、ソーサルはフットサルを楽しむためにあります。

だから、ソーサルに来てくれる皆がフットサルを楽しむために来ています。そのため、初心者にもすごく優しいです。パスを出してくれたり、チャンスを演出してくれたりします。フットサルが終わったあとは、もっと上手くなりたいって思えます!僕が証明です。僕が企画しているIT界隈のフットサル (企画は名前だけでどなたでも来てほしいです!)は、僕が不安ながらも立てた企画でした。その企画も、もう4回も行われ、一回の企画で40人弱の方が来てくれました!

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初めての方とお会いしてフットサルを通して、友達になる。本当に楽しい時間でした。もちろん、この企画でフットサルデビューをした方も何人もいます。

ソーサルで初めてフットサルをして思ったのは、

"フットサルは楽しむためのスポーツ"

だってことです。

もちろん、ワールドカップもあるほど、白熱した世界的なスポーツなのですが、本当に身近なスポーツなんだと思いました。

・大学生になって運動をめっきりしなくなった。

・社会人になって学生時代のコミュニティを失ってピッタリな時間の機会がなく、なかなか運動することができない。

・週に一回は運動したい。

・高校生だけど、文系の部活だったり、運動部だけど違うスポーツをしてみたい。

・新しい友達を作りたい。

・スポーツを楽しんで、スポーツで汗を流したい。

そして、「フットサルを楽しみたい」すべての方にソーサルをオススメしたいです。

ソーサルの運営メンバーはもちろん、参加してくださるすべての方々でソーサルは成り立っていて、皆で「フットサルやりたい全ての人が楽しめる場所」を創っていきたいです!

 

最後になりますが、少しでも興味を持ってくださいましたら、是非「ソーサル」に登録して、一緒にフットサルしましょう!

フットサルをしたことない方は、ソーサルでフットサルデビューしてみてはいかがでしょうか!

sosal.me

 

いつでも質問してください!

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プログラミングは誰かの人生を変え、多くの人に幸せを届ける

こんにちは。

夜の雨音が静かで心地いい季節ですね。

この季節は雨の日を楽しむようにしてます。

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先日、ReLife (http://bb-relife.jp/)という起業家インタビューサイトで、今話題のプログラミング学習サイト「Progate」の記事を拝見しました。それがこちらです。

bb-relife.jp

加藤將倫さん、村井謙太さんには直接面識はないのですが、記事のタイトル、「プログラミングは人生を変える」と内容にしびれたので、触発されて、この記事を書いています。

「プログラミングは誰かの人生を変える」と「プログラミングは多くの人に幸せを届ける」ということを軸に書いていきたいと思いますが、脱線したらすみません。笑

また、大それたタイトルをつけてしまったことを、ここでお詫びいたします。

 

プログラミングは誰かの人生を変える

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「誰か」とは、他でもない、あなたです。そして、その一人に僕がいます。僕もプログラミングを知って人生が変わったと思っている一人です。そのことについて書きます。

大学1年の終わりにプログラミングと出会いました。

僕は元々、なんの自慢もない人間でした。ただ、何かに熱中したり、馬力とか根性だけはあると自負していました。大学1年の終わり、周りの学生はサークル、アルバイト、留学など、輝かしい大学生活を謳歌してる中で、僕は何も熱中できることがなく、ただ実験やレポート(専攻は応用化学)に追われる日々を過ごしていました。そんなモラトリアムの中、何となく新しいことを始めたいと思った時、手に取ったのが今のアルバイト先の社長の著書で、ひょんな事からエンジニアとして雇われました。これが僕のプログラミングとの出会いで、エンジニアとしての始まりです。

エンジニアのアルバイトを2年ほど続けてきましたが、プログラミングを始めたころは、本当に全く何もわからない状態でした。これが何に使われて、誰の役に立つのか、プログラミングを勉強する楽しさなんて抱けませんでした。プログラミングを勉強することは、わけのわかないものを学んでいるのと同じで苦痛を感じていた時もあります。

そんな中で、プログラミングの楽しさに気がついたのは「自分のアイデアをプロダクトとして作り上げた時」です。初めに紹介した記事の中で加藤さんは「一つのものを作り上げること」が成功体験となることについて触れています。webに落ちているチュートリアルをやるなり、参考書に従って一つのアプリを作るなり、なんでもいいのですが、一つの実際に動くアプリを作ることは自分の成功体験として心に残ります。しかし、僕はそれでは自分の中での感動を呼び覚ますには弱いと思っています。こう言うと、むっとする方もいると思いますので、ここで謝罪します。すみません。少なくとも、僕は参考書のサンプルアプリを動かしただけでは、なんの感動も受けませんでした。「で…?」と感じた僕は、自分の頭の中にあった、これあったら皆の生活が豊かになるんじゃないか?というアプリを作り出しました。四苦八苦し、全然思い描くものはできなかったのですが、初めてサーバーからメールを飛ばせた時、徹夜でサーバーを構築して初めて取ったドメイン(~.comみたいなもの)で自分のアプリが動き出したとき、初めて身内じゃない人がユーザー登録してくれた時、本当に感動しました。webの可能性を実体験した瞬間です。今思えば、全く大したものを作ったわけではないのですが、本当にすごく感動したことを覚えています。そこから僕はサービス開発を通して、プログラミングが大好きになりました。プログラミングを学ぶということは極めて能動的です。誰かが強制してきて、勝手に意義が付与された義務教育ではありません。自分から学んでいかなれば誰も教えてはくれませんし、実力もつきません。そのためには、自分がプログラミングをして何でもいいから、アイデアを形にして動かしたという感動が必要だと思います。話が脱線しましたが、プログラミングは僕にとって熱中するに十分なほど面白いものになり、良い意味でドはまりしました。

生きていく上で、人生に変化がないことは決してないです。進学や就職、転勤など環境が変われば人生も変わっていきます。なので、かなりの偏見ですが、僕はすべての人がプログラミングを学んで、理解できる社会などいらないと思っています。本当にプログラミングが好きで、言語を作ったり、OSを作ったり、はたまたwebサービススマホアプリを作ることが人生の生き甲斐だと感じる人がプログラマ、エンジニアをすればいいと思っています。当たり前ですが、プログラミングには向き不向きがあります。しかし、それと一度チャレンジすることは大きく違います。少しでも興味があるなら、プログラミングは難しい、理系脳じゃないとできない、闇が深そう、暗い感じがするなどの障壁に臆することなくチャレンジしてみてください。webサービスを自由に設計して、思い描いたものを作り出すことは本当に楽しいです。これはどれだけ言っても、実体験ででしか伝わらないと思います。

 

プログラミングは多くの人に幸せを届ける

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この写真は僕がエンジニアとしてジョインしている「フットサルをもっと身近に」をコンセプトにした「ソーサル」というwebサービスで、実際にフットサルをした時の写真です。

sosal.me

普段は10~20人程度の規模で企画をしているのですが、この写真はソーサルカップ (https://sosal.me/blogs/sosalcup_3rd_report)といって大人数でフットサルをしようということを目的とした大会のようなものです。

なぜ、この写真を紹介したのか。それは、プログラミングが誰かに幸せを届けるためのツールだと思っているからです。「ソーサル」の最終的な目的はフットサルをすることです。そこにwebサービスである必要性はありません。既存のコミュニティー、仲間内を辿っていけば、どうにかフットサルをすることができると思います。自分でコートを予約してTwitterなどで呼びかければ、実際にフットサルができると思います。しかし、ソーサルがwebサービスとして機能しているのは、プログラミングが運営者であるソーサルのメンバーの負担を少しでも軽減し、ソーシャルと連携することで、そのリーチ数を伸ばすことができ、フットサルをするという目的を達成する可能性を最大化させるためだと考えています。そう考えるとプログラミングはフットサルをするという目的を達成するためのツールでしかありません。

これまでに多くの方がソーサルに参加してくださいました。僕が本当に感動したのは、ソーサルに参加してくれた方が「楽しかった。ありがとう。また参加するね!」と言ってくれたことです。本当に感動しました。「ただフットサルしただけでしょ?」と思われる方もいると思いますが、プログラミングというソースコードの塊を通して、オフラインで実際に初対面の方とフットサルをして、「ありがとう」と言ってもらえる。これ以上に嬉しいことはありません。また、ソーサルに参加してくれた方の中には、地元では仲間とフットサルをしていたけど、上京してコミュニティーを失って、なかなかフットサルをすることができずに困っていたところで「ソーサル」を知ってくださり、実際に参加してくれた方がいます。その方から頂いた「こういう場を作ってくれてありがとう」という言葉は本当に嬉しかったです。「ソーサル」には新しいフットサルの形として、誰もがフットサルを楽しめる環境を作りたいという夢があります。少しずつですが、その環境を作りだせているのではと感じています。プログラミングはwebサービスという一つの形を通して、多くの人に幸せを届けることができる最高のツールです。あとはしっかりとした実力をつけ、それをどうに利用するか、ではないでしょうか。

 

長々と書いてしまいましたが、このブログを読んで少しでもプログラミングに興味を持ってくれて、参考書なり、プログラミング学習サイトをやり始めてくれる方が増えてくれたら幸いです。

最後にエンジニアに少しでも興味がある方へ、恐れ多いのですが、2年と少しエンジニアをしてきて思うことを書きます。

僕はエンジニアをしていく過程で3つのことを大事にしています。

まず、「師を仰ぐこと」です。独学では多くの場合、限界がきます。僕は大学1年の終わりからプログラミングを始めた、この業界の上層からしたらかなり遅いスタートです。より早くプログラミングを上達させるためには、良き師に出会い、その技術を貪欲に吸収していくことが近道ではないでしょうか。

次に、「コードと真摯に向き合うこと」です。昨今、数ヶ月でエンジニアになれるなどのうたい文句が流れていますが、残念ながら多くの場合、一朝一夕でエンジニアになることは困難です。どこまでをエンジニアと呼ぶかの問題かと思いますが、僕の思うエンジニアは自分で全てを構築できる者です。その場合、本当に多くの知識を身につけ、場数を踏むことが重要です。そのためにはそれなりの期間がいります。その中で、真摯にコードに向き合うこと、第一とは言いませんが、電車のつり革につかまっている時でさえ、コードについて考え、皆が遊びに走る中でも、できる限り多くの時間、コードを書き続ける姿勢が大事なのではないでしょうか。

最後に、「創り続けること」です。元々プログラミングにあまり興味がなかった僕の場合、技術を身につけるための勉強は困難を極めました。何か目的を持って勉強することで本当に多くのことを学べた気がします。この機能を作るためには、どのような技術が必要か。それを追求することで、少しずつ、一つずつできることの幅が広がります。そのためには、創り続けることがとても大切だと感じました。

 

エンジニアは決して辛い職業ではありません。最高にクリエイティブで、世界をより良い方向に動かす実行者です。日本のIT業界では経営者が注目されがちですが、真にプロダクトを押し進めているのは、他でもないエンジニアではないでしょうか。そう考えると、エンジニアは本当にやりがいのある職業だと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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【エンジニア視点】注目教育系サービス、「センセイプレイス」から学ぶ - webサービスを創る上でもっとも大切なこと

こんにちは。

誕生日月である5月が風のように過ぎ去ろうとしています。

日々、夏の訪れを感じています。

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今回は、僕がエンジニアとしても一人の学習者としても注目する、教育系webサービス、「センセイプレイス」について書きたいと思います。

センセイプレイス => http://www.senseiplace.com/

1. 教育×テクノロジー = EdTech、「センセイプレス」とは

「センセイプレイス」とは「個人の先生が活躍する、オンライン指導のマッチングプレイス」です。

センセイプレイスについて、とてもわかりやすい動画があります。

センセイプレイスでは、生徒が気に入った先生に指導を仰ぎ、実際に先生とビデオ通話することができる、オンライン教育のプラットフォームです。実際にサービスを使ったことがないため、具体的には述べられませんが、教えてもらえることはその"先生が得意なこと"だと思います。"得意な教科"ではないことが大きな特徴ではないでしょうか。教育はただ事実を教えることではなく、生徒と対話して、生徒が今どの段階にいて、何が不足していて、何をどのように学んだらいいか、人生そのものにアドバイスをすることだと思います。それをwebサービスとしてやろうと試みているのが、「センセイプレイス」ではないでしょうか。関係者の方々、間違っていたらすみません。

 

2. 僕と「センセイプレイス」の関わり

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僕は、実際にセンセイプレイスの先生をしているわけではありません。

では、なぜセンセイプレイスに注目しているのか。その理由を書きたいと思います。

大学一年の頃、僕は一度先生を志して教育課程を受講していましたが、プログラミングを本気で学ぶために、先生になる道を断ちました。(未だ教育者への想いは決して冷めたわけではありません)

ある日、Twitterで誰かがRTしていたブログを拝見しました。

30ruby.hatenablog.com

そう、それがセンセイプレイスのエンジニアをしている馬場祐平 ( @u_baba )さんとの出会いでした。そのころはまだセンセイプレイスは今の形を成していなかった頃だと思います。このブログの「一ヶ月、Rubyを本気で独学した結果(文系向け)」というタイトルの記事 ( http://30ruby.hatenablog.com/entry/2014/11/01/030505 )を読みました。めっちゃ長い文章でしたが、その分、僕の魂にめっちゃ刺さりました。僕も、もともとパソコンが好きとか独学でプログラミングを勉強していたとかではなく、大学一年の終わりに興味からプログラミングを始めて、完璧な無知から這い上がってきたからです。そんな僕には感動と共感するに十分すぎる内容でした。馬場さんのブログの読者になった僕は、次なるエントリーを心待ちにしていました。

 次なる記事が「センセイプレイス」についてでした。

30ruby.hatenablog.com

 実際に読んで欲しいので、記事の内容は述べませんが、馬場さん達はプログラミングというテクノロジーを通して教育にもう一つの道を創造しようとしていて、エンジニアとして教育者を志した身として、鳥肌が立つほど刺激的な文章でした。きっと馬場さんはプログラミングを楽しんで、自分のプロダクトを愛していると感じました。

このブログを通して、馬場さんと連絡することができ、お話する機会を得ました。土曜の浜松町、芝大門近くの東京タワーの見えるスタバのテラスで、まだ肌寒さがありました。実際にお会いした馬場さんは、想像以上の方でした。すごく情熱的で、センセイプレイスを愛している方だと感じました。また、エンジニアとして共感することもあり、教育に関しても共感することが多々あり、本当に楽しい時間でした。

その時、「センセイプレイス」について初めて内容を聞き、URLを教えてもらいました。「センセイプレイス」について感じたことを以降に書きたいです。すごく、主観的な考えなので、不快に思われる方、読み飛ばしてください。

 

3. webサービスを創る上でもっとも大切なこと = "情熱"

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webサービスを創る上でもっとも大切なこと、それは情熱です。燃えたぎるような情熱が必要不可欠です。それも"持続的な"。これは、エンジニアであろうと、経営者であろうと、デザイナーであろうと、ライターであろうと変わらないと思っています。また、その情熱の方向は何でもいいと思っています。プログラミングが好き、お金を稼ぎたい、有名になりたい、困っている人を助けたい、誰かを幸せにしたい...何でもいいです。このことについて、「センセイプレイス」を踏まえて、今回はエンジニア視点で考えたいです。

まず、「センセイプレイス」を訪れてみてください。

センセイプレイス / Sensei Place

みなさんはどう思われるでしょうか。

僕はこのサイトをエンジニアとして拝見し、単純にすごいと思いました。最近ではUI/UXに特化したリッチなサイトがユーザーのデフォルトとなり、サイト構築のコストは増してきています。その視点からみると、まだまだ詰め込める部分は多いかもしれません。しかし、このサイトをプログラミングを始めて半年で作り上げ、公開まで持っていくことは並大抵のことではないと思います。技術的なことも含め、実際に自分のアイデアを具体化させていくのは想像を超えます。初めてwebサービスを構築していくためには、小さなブレイク・スルーの積み重ねが必要です。初めのうちは、エラーとの戦いです。自分が欲しいと思った機能を作るために、きっとエラーと遭遇します。一文字違いでもプログラムは正常に動作せず、クラッシュします。そのエラーに立ち向かい、何かしらの解決策を導きだすためには、諦めないことが大切だと思っています。これがいわゆるエンジニア気質で、エンジニアは「自分が思い描いた機能、webサービスを構築するにはどうすればよいか」という探究心で支えられていると思います。エンジニアリングはツールです。

webサービスを開発するに当たり、その開発期間はだいたい数ヶ月に及びます。また、運営期間中も機能追加などをするため、大きな開発は長期にわたると思われます。数ヶ月から半年、一年に渡り、モチベーションを維持することは極めて困難です。その時に必要となるのが"持続的な情熱"だと思います。

エンジニアリングは「今まで学んできた、吸収してきたことの総和」です。Ruby on Railsができるだけでは、実際にサーバーを使って公開させることはできません。HTMLを組めるだけではリッチなwebページ作ることも難しいです。サーバーを自作できるだけでは、すぐにはwebサービスを構築し、公開させることはできません。今まで習得してきた内容を総動員することで一つのwebサービスができていくのだと思います。

Ruby on Railsエンジニアを志す全ての人へ - 初めに手に取るべき最高の一冊

こんにちは。

気がついたら五月が終わろうとしています。

もうすぐ梅雨ですね。あの土の香りが結構好きです。

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さて、僕がエンジニアをしている「フットサルをもっと身近に。」をコンセプトにした個人参加型フットサル、ソーサルは全て"Ruby on Rails"というプログラミング言語"Ruby"で記述されたアプリケーションフレームワークで構築されています。

sosal.me

僕がRuby on Railsを始めるきっかけを与えてくれ、バイブルとしている参考書が2015/5/22に改訂されたので、ご紹介します。

これは僕の独断と偏見なので、むっとする方は聞き流してください。

 

初めに、その本とは黒田 努 著「改訂3版基礎 Ruby on Rails」です。

改訂3版基礎 Ruby on Rails (KS IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版基礎 Ruby on Rails (KS IMPRESS KISO SERIES)

 

 この本がいかにRuby on Railsの教科書としてオススメかについて語りたいと思います。

 

1. Ruby on Railsとは

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Ruby on Railsは先ほども書いた通り、アプリを創るためのツールのようなものです。日本発のプログラミング言語Rubyで書かれていて、多くの企業がサーバーサイドで用いています。

Ruby on Railsについて詳しく知りたい方はここが詳しいです。

 

2. Ruby on Railsは最高に楽しい

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皆さんはプログラマ、エンジニアという職種についてどのような印象をお持ちでしょうか。暗い、地味、オタク、辛い…ネガティブなイメージを持たれやすい職種だと思います。

しかし、実際にプログラマの方、エンジニアの方と話してみるとそうでもありません。ネガティブなイメージは社会の闇が一人歩きしているだけだと思います。

エンジニアリングは頭の中のアイデアを具体化するプロセスであり、最高にクリエイティブです。

友人は「プログラミングは魔法だ」と表現していたのですが、本当にそうです。少なくとも、僕にとっては人生を変えるほどの魔法であったことは確かです。

 飽き性の僕が2年もプログラミングを続けてこれたのは、プログラミングが最高に楽しいからに他なりません。その楽しさは"Ruby on Rails"だから感じることだと思っています。これには否定的な意見をお持ちの方もいると思うのですが、「Ruby on Railsは書いていて楽しい」と良く言われます。実際に書いてみると、わかりやすいアーキテクチャで、話言葉に近い文法、決まりきった型があるからこそ簡単にアプリが作れるなどが分ります。自分で書いたプログラムがすぐに動きだし、ブラウザで見ることができ、創る喜びを瞬時に実感できるからだと思います。

 

3. Ruby on Railsは最速かつ最小でアイデアを形にする

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僕はRuby on Rails

「エンジニアの生産性を最大化させるソルーション」

だと思っています。簡単なアプリケーションであれば、ちゃんと訓練することで瞬時に構築でき、自分が書くコードもそんなに多くはありません。

自分の頭の中にあるアイデアを最速で形にし、世に出すことをRuby on Railsは可能にしてくれます。

その例として、僕がエンジニアを務めるソーサル( https://sosal.me )は開発着手から2か月余りで公開されました。最小の機能だけですが。

また、その根拠として、自分たちのアイデアをすぐに形にして世に出し検証する必要があるスタートアップの方々はよくRuby on Railsを選択します。ここまで多くのサービスがRuby on Railsを採用するのは、それがただ単に注目されているテクノロジーだからだけではないと思われます。

 

4. なぜ「改訂3版基礎 Ruby on Rails」 をオススメするのか

さて、ここからが本題です。

この「改訂3版基礎 Ruby on Rails」は2015/5/22に改訂され、最新のRubyRuby on Railsをサポートしているため、今から買うのであればこの改訂3版を手にしてください。

僕は、大学1年の終わりに、知人の勧めでアプリを開発しようとぼんやりと思い池袋のジュンク堂にいきました。webについて何も知らなかったため、どの本が初心者向けなのか、イスに腰掛け、何冊もイントロダクションを読んでいました。しかし、どの本を開いても「やっぱりプログラミングは難しい」という印象だけでした。その中で出会ったのが、今回オススメする本の前のバージョンでした。感じたのは、この本はすごく親切に書かれているなということで、初心者に優しそうな印象でした。あくまで印象です。このような参考書は単価が高く、そうほいほい買えるものではないため、どの一冊にしようと考えた時に、"なんとなく"この本にしようと感じたのです。

 

実際に一周やろうと思いました。この時は何も知識がありません。

最初の方で詰まりました。

これが独学の最大のデメリットです。詰まったらどうしようもない。答えの見つけ方もまだわからない。どうしようもない。さて…笑

僕は高いお金を出したので、どうしても許せませんでした。なぜ、本通りにやっているのに先に進めないんだ。これは著者に問題ありだろ。勝手に解釈しました。

僕は著者の黒田さんにメールをしたところ、すぐに解決策を教えてくれました。単純な僕はすごく感動しました。本通りにやっていると思っていたけれども、それはただ単に手順を間違えて勝手に詰まっているだけで、著者の方に非はないのに、ここまで親切に教えてくれるのかと。

こうして本の最後まで勉強してみると・・・

何もわからない。何がどうなって、このサイトができているのか。本当に何もわからない。

これが結末かと思いました。独学では限界がある。そうに思いました。

 

ただ、救いだったのは、この本には"実際に一つのサイトを自分の手で構築していく手段"が書かれていることです。ここが他の参考書と大きく違うポイントだと思います。実際に創ることを通してRuby on Railsが学べる。今だからこそ、そうに思うことができるのですが、その時の僕にはちんぷんかんぷんでした。

そこで僕は、二週目をやることにしました。二週目を終えるとなんとなくわかってきました。リンクの作り方、データの保存の仕方、本当になんとなくです。

次に僕は、三周目をただ単に復習するのではなく、自分のアイデアに置き換えました。その時に実際に創ったのが「大学講義情報収集サイト」です。アイデアは違えど、やっていることはこの本と同じことで、ユーザーがいて、ログインでき、自分の記事を講義情報として投稿できるだけ。この本に書かれている内容とまったく同じことです。

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しかし、このアプリをある程度作った段階で、自分の頭の中のアイデアが形になる楽しさや喜びを感じることができました。ただ単純に、「プログラミングすげー!!!」と思いました。

僕がこの感覚を持てたのは、この本がすぐに自分のアイデアをある程度現実化できるように、webアプリに必要と思われる最小限の機能について書いてあるからだと思います。自分のアイデアにすぐに置き換えることができるように設計されています。

 

長々と書いてしまいましたが、僕が「改訂3版基礎 Ruby on Rails」をオススメする理由を一言で言うと、

「実際に創ることを通してRuby on Railsが楽しく学べる」

からです。

勉強も部活もそうです。説明されているだけだと頭に入ってこないし、楽しくもなんともない。自分で体験することで、その面白さに気が付くんだと僕は思います。

 

オススメの学習法としては「改訂3版基礎 Ruby on Rails」を最低三周することです。最後の周は自分のアイデアにできる限り置き換えて勉強してみてください。本にないことはできるだけすぐに検索してみてください。きっと自分と同じ悩みを持った人がいて、すでに答えが導きだされています。

 

僕の今開発するソーサルもこの本のアプリ構築に必要な基本的な機能をトレースする形で作られています。実際にwebサービスを構築したい人は、一冊持っておいて損はないと思います。他の本やオンラインプログラミング学習サービスなどを使ったことがないため、比較することは避けますが、少なくとも僕はこの本を初めに手にとって正解だったと思っています。

もし、この記事を読んで少しでも興味を持っていただけた方は、是非本屋に足を運んだ際に手に取ってみてください。

 

改訂3版基礎 Ruby on Rails (KS IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版基礎 Ruby on Rails (KS IMPRESS KISO SERIES)

 

 

長々とすみませんでした。

お読みいただいき、本当にありがとうございました。

 

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エンジニアと研究者、3つの共通点

こんにちは!

もう、GWも終わりですね。

エンジョイしましたか!?

 

僕は毎年恒例の「名探偵コナン」の劇場版を"一人で"観に行きました。

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感想は「ほぅ...!」です笑

 

僕は今、某私立大学の理系学科で研究室に配属されている研究者の卵で、その傍らでソーサルのエンジニアであり、最近はできていませんがアルバイトでもエンジニアをしています。

sosal.me

 

平日10-17時まで研究室にいて、主に土曜日にアルバイト、空いた時間にソーサルなど個人でのプログラミングをしていて、タイトル通り、エンジニアと研究者の狭間をふわふわしています。

そのことに関しては最後に述べるのですが、この少しの間、エンジニアと研究者の狭間でもがいた結果、わかったことを3点述べたいと思います。

 

1. 誰もがビギナーである

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これは当たり前ですね。

プログラミング、研究に限らず全て、新しいことを始める時は"誰しもがビギナー"です。

始めは誰も何もわからないです。

この数か月で研究者としての生活が始まり、なぜ人々は研究するのか、どのように研究するのか、研究結果とは何か。まったくわかりませんでした。今でもはっきりとはわかりません。

しかし、確かに僕がプログラミングを始めた2年と少し前の時、何が何だかわからず、ただ頭が痛かったのを思い出しました。今では当たり前と思っていることも、始めた段階では当たり前ではなく、理解し難いことのように見えるんだと思いました。

わからない。それだけの理由で諦めてしまうのではなく、プログラミングでもそうであったように、"わかりたい"と強く思って、楽しみながら、小さなブレイクスルーの積み重ねをしていけばいいんだと思いました。きっと数年後、なんとなくだけどわかっている自分がいると信じています。

 

2. 技術は伝承する

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出典: http://www.lifehacker.jp/2012/06/120624matomeresearch.html

これも当たり前です。

当たり前の事ばかりすみません。

 知識・技術は伝承します。これは紛れもない事実です。

プログラミングにおいては独学もあると思うのですが、独学でも初めは書籍などで学ぶはずです。

僕がエンジニアをしていて思うのは、知っている人から学ぶことは上達への最短ルートであるということです。独学で自分なりの開発ルールを築いていくことは本当に難しいことだと思います。何故そこにそのコードを書くのか、何故そのツールを使うのか、自分で考えて行動できるまでは相当の経験が必要だと感じています。

また、技術の伝承は研究者において顕著です。プログラミングはこの数十年の間に誕生し、日々の進化速度は計り知れませんが、一方、学問を巨視的にみると古くは古代ギリシャ、起源はもっとはるか昔にあり、多くの偉大な先達たちが自分の人生を賭して多くの発見をしてきました。僕たちはその巨人たちの肩にのり、遠くを見渡せているわけです。多くの天才たちが独自の研究方法を発案していて、それらが洗練されて今の研究があります。

エンジニアリングも研究においても師を仰ぎ、多くを吸収して、自分のアウトプットに活かすことの大切さを日々噛みしめています。

 

3. 世の中にまだ、無いものを生み出している

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出典: レトロでおしゃれ。電球の原点を復刻したエジソンバルブが素敵! | キナリノ

エンジニアリングも研究活動も"まだ世の中に無いもの"を生み出していることに他なりません。どっちが素晴らしいかではないです。確かに、つい最近まで「ITこそ至高だ。革新を生み出せるはITしかない。」という意識が僕にもありました。しかし、それは間違いです。

反論される余地が多くあるので、深くは述べませんが、僕はITを「より生活を便利に、幸福にしてくれるためのテクノロジー」だと思っています。素晴らしい技術ですが、それだけでは、青色LEDは発明されないし、刺しても痛くない注射針や、難病の特効薬、プラスチックも発明されなければ、家が建つこともありません。極論ですが。

どっちも正しいんだとわかりました。どっちも情熱を傾けるだけの価値があって、自分が楽しめて、誰かの役に立つものを生み出し続けている。

最終的には、誰かの笑顔や元気になって、生活の幸福度を上げることができる。それがどちらも共通していると思っています。

 

 最後になりますが、僕はエンジニアと研究者の狭間をどっちつかずでふわふわしています。最終的にはどちらの道に進むか決めなければならないのですが、今はどちらも全力で取り組んでいきたいというのが、ここ最近の結論です。

どっちも目的は「誰かの役に立つものを生み出すこと」だからです。エンジニアリングも研究も手段でしかありません。

もう少しだけ、もがき苦しみたいと思います。

 

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