Time is money

日常のこと、web関連、映画の感想について書いていきます

忘れないために

最近、よく考えていることについて。

腹に落ちる思いがあったので、忘れないために書き残しておく。

ここ数年の過去、近い将来の自分に向けて。

 

全ての元凶は"責任感"が無いこと

責任感。

 自分の仕事や行為についての責任を果たそうとする気持ち。

これが無い。今、自分が何をやるにも中途半端なのは責任感が無いから。自分が不利益だと思うと、すぐに嫌な気持ちが先行して、最もらしい理由をつけて、逃げる。そこらへんは頭がいい。最もらしいことを言うけど、中身が無い。それは、全て何をやるにも責任感が伴ってないから。自分の興味に従って物事に取り組むのもいい。言われたことをこなすだけでもいい。ただ責任感があるか、ないか。それだけで、仕事の質が変わる。負の連鎖が止まる。これから先、責任感の無さが仕事を任せてもらえるかに繋がる。

 

"原点"に戻る

現状に甘えるな。皆と同じでいいやって甘えるな。

確かに、平均よりは成績が良かったかもしれない。何だかんだプログラムを書けたかもしれない。それでいいのか。確かに、大学に来てすごいやつらが沢山いた。社会に出たら、もっとすごい人たちがいて、自分との差に絶望するかもしれない。だけど、現状でいいや、あの人たちと自分は違うんだ、って考えるな。上を見ることから逃げるな。原点を想い出せ。直向きさ。それが原点だろ。

自分は、何もない人間だ。学もなければ、際立ったスキルもない。だからこそ、誰よりも時間を使って、物事に取り組んできただろう。それを忘れるな。小さなことをコツコツと積み上げろ。きっと無駄じゃない。考えろ。考えろ。考え抜け。それしかできないだろ。直向きになれ。

 

"こだわり"を持つ

来る将来、どんな職種についても。厳しい現実しか待ってない。だけど、それを楽しめ。その道で生きて行くという覚悟を決めろ。こだわりを持て。こだわりは、仕事の質に繋がる。専門性を突き詰めろ。学び続けることを忘れるな。時間の使い方を考えろ。今この瞬間に必死になれ。そこだけで生きようと思うな。自由に生きよう。

 

大学生からプログラミングを始め、アプリ受託会社で3年間働かせてもらってわかったこと

こんにちは!

アイスコーヒーが美味しい季節になりましたね!

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最近見つけた練馬区の穴場カフェ。

 

そろそろ何か書こうかなと思い、半年以上が過ぎました。。。笑

大学の卒業とも相まって、大学生活で打ち込んできた「プログラミング」について書こうと思いました。プログラミングを学ぶことのメリットなどの一般論ではなく、かなり主観的に大学生でプログラミングを始めてどうだったかを書きます。書けるところまで書きます。それしかネタないのかよ!ってツッコミはご遠慮ください。

0. はじめに

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 今年の春に理系の大学を卒業し、そのまま大学院に進学しました。

プログラミングをやっていると、情報系だと思われがちですが、化学系で実験がメインです。中高からプログラミングをやっていたわけでもありません。

なので、プログラミングとは縁もゆかりもありません。

大学1年の終わりにちょっとしたきっかけがあり、現在もアルバイトをさせてもらっているwebアプリ開発会社でプログラミングと出会いました。アルバイトを始めて、大学卒業で3年とちょいになります。その経緯は、こちらを参考にしてください。

okutaku.hatenablog.com

Rubyquitousという会社で働いています。

rubyquitous.co.jp

この会社は、Ruby on Railsというフレームワークを専門として、受託などを主にしています。オフィスに猫がいて、猫好きにはたまりません。浜松町にあるので、疲れたら芝公園の芝生に寝そべって東京タワーを仰いだり、海にも面しているので潮風に黄昏たりできます!

 

1. プログラミングって実際どうなの?

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今や、「プログラミング教育」がキーワードになっています。プログラミングを学ぶことができるwebサービスも多数でてきていて、短期集中型のカリキュラムで習得できるサービスも盛り上がっています。実際に、何人かの知り合いもそういったサービスを通してプログラミングを始めています。

数年しか学んでなく、コンピューターサイエンスが専攻でもなく、職業としているわけでもないので、声高々に言えませんが、

「プログラミングは絶対に学んだ方がいい」

と思っています。もちろん、すべての人が学んだ方がいいとは思っていません。今や、FacebookTwitterInstagram、LINEなどなどのアプリは一部では生活に欠かすことが難しく、ニュースでも当たり前のように耳にするようになりました。これらのアプリの全てはプログラミングによって構築されており、プログラミングというより、"IT"は多分、これから廃れることはなく、日進月歩で発展していくものだと思います。だからこそ、一般常識として、何らかのプログラミングは学んだ方がいいのではないかと思っています。それらを使いこなして、実際にアプリを作ろうとは思っていません。ただ、大学生で始めたとしても、少しでも面白いと思ったら、がっつり学んで損はないと思います。

 

 2. チャンスは全力で掴むべきだ

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  当たり前かもしれません。でも、すごく保守的な自分にとって、メリットが多くても未知の世界に飛び込むのはとても勇気がいることでした。日々の実験やレポートは厳しくて、生活を圧迫するし、世間でいう大学生の自由はなかったように思います。バイトをする余裕なんてあるのか、そもそもプログラミングなんて自分にできるのか、すごく不安でした。しかし、バイトに来ないかと誘われたあの時に行く選択をして、本当によかったと思います。楽勝な道のりではありませんでしたが、チャレンジしなかったら、今の自分は絶対にありませんでした。チャンスは突然目の前に降ってくるけれど、先が不安でも全力で掴みに行くことが大切だと気付かせてくれました。

 

3. ピンチこそ泥臭く

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 もう4年目になる今でこそ、多少の仕事はこなせるようになりましたが、始めた当初は本当に辛い日々でした。htmlとかcssとかjavascriptとか違いすらわけわからないし、託されたプロジェクトは複雑すぎて頭が痛くなるし、なんの努力もしてないのに下手に聞けないし...とにかくわからないくて、できないことだらけでした。エンジニアなんて自分には向かない、むしろ「お前なんて必要としてない」と言われているようでした。しかし、諦めることは簡単だと自分に言い聞かせ、わかないことは持ち帰ってひたすらぐぐりました。どうしてもわかなかったところは聞くことを繰り返しました。わからないことはひたすらググる。何度エラーが出ても色んな方法を試す。その繰り返し。非効率的かもしれませんが、地頭が弱い自分は他人よりも時間をかけることしかできない。ピンチの状態こそ、泥臭く何でも何度でもやる。その姿勢の大切さを教えてもらった気がします。

 

4. コピペの大切さ

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 やっぱり、最高な形は自分で新しいプログラムを組むことだと思います。しかし、技術も何もない初心者でしかも専攻が情報でもない自分はオリジナルなコードなんて書くことができる、さらにはどうやってプログラミングを学んでいけばもわかりませんでした。その時に、藁にでもすがる思いでとった方法が"コピペ"でした。単なるコピペではありません。できる人のコードをどんな動きをしているのか、考えながらコピペして、自分用に書き換えることを目標としていました。コピペは恥じる行為かもしれませんが、自分が活きる道はそこしかありませんでした。「君はコピペが上手いねー」とよく言われました笑。でも今、コピペをしてきたからこそ、できることの幅が増えて、難しいコードでも読み込む力が多少はついたかなと思います。

 

5. プログラミングは茨の道

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 初心者で実際の開発現場に参入したものとして、プログラミングはつくづく茨の道だなと思います。どの職業でも日々学びだと思いますが、まずプログラミングは何を学べばいいのか分かりません。本当に分かりません。HTML?CSS?JavaScript?へ?Ruby?Rails?MySQL?へへへ?鯖?未知の世界すぎて、広すぎて、何から手をつけていいのか分かりません。そして、残念なことにフルスタックでアプリを作って公開するまで持ってくまでには、全ての技術が必要で、何かバグが起こってると全て動かなくなります。残念。でも、今までやってきてわかったことは、一つ一つクリアにしていくしかないんだということです。地道に。

 

6. 継続すること

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 多分、よっぽどの天才でない限り、プログラミングを始めても全く上手くいきません。全部教えてくれるようなメンターがつきっきりで面倒を見てくればいいですが、そういうわけにもいきません。まず、エラーの意味すら分からず、辞めてしまいたくなります。だけど、諦めずに継続する。同じようなエラーを何度も乗り越える。ひたすらググるググるググる。そうすれば、少しずつ見えてくるものがあると思います。これは、短期のプログラミングスクールなどでは得られないのではないでしょうか。小さな小さなブレイクスルー、の積み重ねが大事なんだと思います。理系だと何かと大学が忙しくて、アルバイトも週数時間程度でした。なので、そんなに爆速での成長はできませんでした。だけど、細く続けてきたからこそ、今があるんだと思います。

 

7. プログラミングは自分の可能性を広げる

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 プログラミングをやって、自分でアプリ作って、公開してると一気に人脈が広がります。IT界隈、コミュニティが狭いので人伝えで人脈が広がります (コミュ障には辛い...)。そのため、色んな価値観に遭遇します。web系のインターンに参加したり、気が合う仲間とサービスを立ち上げてもいいと思います。日本でもほとんどの人がスマホでwebにアクセスができて、TwitterFacebookなどのSNSが発達している中、スマホアプリを含めて、webの可能性は大きいです。多種多様なwebサービスが日々出ては消える中、自分のアイデアを形にして、世に出すのは簡単なことではありませんが、やらない手は

ないと思います。それを可能にするスキルこそ、プログラミングだと信じています。自分の専門以外のもう一つの刃として、プログラミングにどっぷり浸かるのもいいと思います。

 

8. プログラミングは最高に楽しい

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 プログラミングは最高に楽しいです。自分のアイデアを形にして、サービスとしてリリースして、誰かに使ってもらえる。皆で議論して、何が求められているのか、どういう価値観を形にするのか、価値あるユーザー体験って何なのか。それを動く形にするにか何が必要か、どういう仕組みすれば、シンプルなのか。考えて考えて考えて実装する。ミスチルの"彩り"の歌詞にあるように

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

 面白いことに、一旦システムを構築してしまえば、エンジニアがいなくても、サービスは回ります。自分が書いたコードがどっかで動いていて、人と人をつないで、笑顔が生まれる。プログラミングは、ただ単にコードを書いているわけではなく、人と人のコミュニケーションを生んで、小さな幸せを生産しているんだと思います。

 

9. 誰も自分の人生に責任なんて負ってくれない

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 自分の記事ですが、下の記事を引用します。

この記事の中で、今でも思うことは、

「誰も自分の人生に責任なんて負ってくれない」

ということです。有限の時間の中では、今まで決断の連続でした。プログラミングを始めたのも、教師になるという将来を諦めて出した決断でした。自分が出した決断は、自分しか責任を負うことはできないと思います。どのチームにいるとしても、どの程度時間を割くにしても、仕事としてやるにしても、その責任は自分しか取れない、常に反芻しないと、と思います。

 

10. プログラミングを始めたら何ができるようになるのか

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 ここがこの記事で言いたいことです。プログラミングを勉強すると、当たり前ですが、アプリを作ることができます。プログラミングを始めて1年間くらいは、壁の連続です。1年くらいすると、段々とアプリを作るにどうしたらいいのかわかってきます。アプリを作れるようになったら、次は仲間探しです。この数年でわかったことは、エンジニアといえど、いくらアプリを作れるとしても、一人でできることは本当に限られているということです。同じ方向を向いた仲間とサービスを開発することで、サービスの開発は何倍にもなります。皆で議論しながら、実際にユーザーが使ってくれるサービスを開発することのやりがい、それをこの3年間で学んだことだと思います。

 

以上、もはや何を目的に書いているか分からなくなってしまいましたが、誰かの何かの役に立てれば幸いです。

2015 => 2016

こんにちは。

もう、2015年も残すところ今日だけですね!

皆さんは悔いのない2015年でしたか!?

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出典:http://matome.naver.jp/odai/2138749589934872801

皆、FBで今年を振り返ってるので、僕はせっかくブログをやってるので、こちらで振り返りたいと思います。

 

2015年を振り返る

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 出典:http://girlschannel.net/topics/492170/

2015年は僕にとって、「変化」の一年でした。変化といっても環境的な変化です。

僕は新しい環境に適応するのが苦手なため、変化が嫌いです。できれば、現状維持がいいです。でも、日々は意志に反して、光のように過ぎ去って行きました。

まず、研究室が始まったことが大きな変化でした。同じ大学生だけど、今までとは違った生活で、まるで社会人みたいに平日は研究室で過ごしました。辛いと感じるときもありましたが、総じて充実した日々でした。

そして、アルバイト・ほぼ趣味として続けているプログラミングでは、初めて自分でアプリを公開することができました。エンジニアとして色んなことを経験して、沢山の方に話を聞けて、一皮むけた気がします。最後は色んな方に多大な迷惑をかける結果になりましたが、エンジニアとしての可能性を感じた一年でした。

最後に、かなり私事ですが、大切な人が国境を越えていきました。これも初めての経験で、時差もあったり、直接会えることの大切さを噛みしめる日々でした。独りぼっちの東京は、想像以上に孤独感を感じます。

 

2016年をどうしたいのか

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出典:http://mochida.cc/archives/17198

さて、環境適応に徹した2015年でしたが、次なる2016年は「がむしゃら」な一年にしたいです。僕の年代は、順調にいってればほとんどが就職しています。同窓会でも、みんな名だたる企業に内定している中、僕は修士過程に進む決断をしました。まだ学生と中だるみすることなく、がむしゃらに自分と向き合って、この先の人生で本当に何がしたいのかを見極めて、そのために何をしなければならないのか、考えて考えて考え抜きたいと思います。具体的には、研究室では今まで通り全力で実験に取り組む他、基礎的な部分をしっかり固めます。生物化学とそれらを取り巻く学問を一から勉強します。プログラミングに関しては、技術的なところを深めます。多分、自分一人では厳しいと思うので、どこかのチームに所属しようと考えています。この記事を見て、是非とも、という方、一言声をかけてくれると嬉しいです。その他として、英語をしっかり勉強する一年にします。そろそろ本気を出さないと、本当にやばいです。

 

2015年が本当に「あっ」という間に過ぎ去ってしまいました。

このブログにもあるように"Time is money"、何ものにも変えることができない時間、今をしっかり全力で生きていきます。

 

全然具体的じゃなくて、ざっくりした振り返りと今後になってしまいましたが、この記事を2016年12月31日の自分が見てどう思うのか楽しみです。

どうするにしても、2016年は悔いのない一年にしたい、しなければいけないです。

やるしかない!!!!!

「ソーサル」のキックオフから一年、エンジニアとしてのこれからを考える

こんにちは!

もう、寒くて寒くて外に出るのがお億劫ですね。

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ふと思って過去のログをみてみると、ちょうど一年前の今日、2014年12月20日、ソーサルの開発を始めた日でした。

プログラミング用語でいうと、"First commit"した日です。

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そう思うと、感慨深いです。

エンジニアとして奮闘した日々、僕にとっての「ソーサル」について書いていきたいと思います。たぶん、ソーサル関連の記事はこれが最後になるんじゃないかなと思います。

 

1. ソーサルの開発から一年

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僕がよく話題に出しますが、「ソーサルって何?」って方。

ソーサルは、オンラインでフットサルを企画して参加者を募り、ほぼ初めましての人達でフットサルをするwebサービスです。

sosal.me

僕はこのサービスの初期メンバーでエンジニアでした。そのエンジニアを辞めた経緯は、時間に余裕がある際に以下をご覧ください。

さて、冒頭にも書きましたがソーサルの開発を始めてから一年が経ちました。リリースとは違った意味で、エンジニアとしてはすごく感慨深い日です。この一年、いろんなことがあり、最後は辞める決断にすごく葛藤がありましたが、総じて、やってよかったと思っています。夢中になって徹夜もする日もありました。たぶん、数百時間はコードを書いていたと思います。今となっては名残惜しい気持ちもありますが、新しいエンジニアも見つかったようで、一安心しています。メンバーを始め、ユーザーの皆、迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでした。

運営側だった者から言うのもなんですが、すごくいいサービスなので、フットサルに興味がある方、初心者でも女性でも気軽に参加してみてください!

 

2. 僕にとっての「ソーサル」

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僕にとっての「ソーサル」というプロダクトは、エンジニアとして何がしたいのかをはっきり認識させてくれると同時に、自分の中でエンジニアとして一つ階段を上がる重要なきっかけでした。僕がエンジニアをしている理由の大きな一つですが、

「プログラミングという技術を通して、沢山の笑顔を生み出したい」

といつも考えています。大学生からプログラミングを始めて、深い技術的なことの議論はまだまだできませんが、今までやってきたことを誰かのために役立たせることができる、そんな場所を僕に与えてくれました。短い間でしたが、使ってくれるユーザーが自然と笑顔になれる、素敵なサービスのエンジニアでいたことを、これからの自分の糧にしたいです。

ソーサルの開発を通して、一つのwebサービスを一人で開発することを経験できました。しかし、自分の技術力の無さを常に感じながら、手当たり次第やってきてしまったので、エンジニアとして成長するためにこれから何をすればいいのか、課題が多く残りました。明確になった目的に向かって、目の前の壁を一つ一つ乗り越えていかないとなと思っています。

 

3. エンジニアとしてこれから

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ソーサルを辞めた記事を見てくれた方の多くに、「あれ、エンジニアを辞めて学生生活に専念するんじゃなかったの?」ってよく言われましたが、アルバイトとしてプログラミングも細々と書いています。最近、卒論の時期で研究室へのコミットが半端ないですが、たまにプログラミングをしていて気がついたことがあります。それは、

「あぁ、やっぱり僕はプログラミングが大好きなんだ」

ということです。皆さんには夢中になれる物事がありますか。僕はそれがプログラミングなんだと思います。パソコンに向き合っている時、場所・時間を問わず、熱中してる自分がいて、楽しくて徹夜までできてしまう。それでいて、プログラミングは奥が深すぎて、学ばなければならないことは無限にあって、それを一つ一つ自分の中に落とし込めた時の達成感が心地よい。自分に向いているなと感じています。

他のスタートアップ、ベンチャー界隈のエンジニアよりもコードを書いてる時間はかなり少ないけど、自分なりにエンジニアを続けていきたいと思っています。これからは技術的なところも深めていきたいなと思っています。

 

だらだらと書いてしまいました。

卒論が終わってひと段落したら、また何かしらの開発に携わりたいなと考えています。

懲りないです。(笑)

やる気、根気、時間しかないけど何をやればいいのかわからない学生に「プログラミング」という選択肢

こんにちは!

もう、「今年は後何日!」という時期になりましたね。

後悔のない2015年にしたいものです。

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さて、この記事はプログラミングの素晴らしさを布教したいというものではなく、プログラミングという選択肢もあるぞということを提案していきたいと思います。

山手線の一駅間で読めるくらいを目標としています!

 

0. お前誰だ?

都内の大学に通う、生物化学が専攻の学部4年です。

プログラミングとはなったく関係ない、生い立ちと現状ですが、大学1年の頃から、アルバイトとしてプログラミングを始め、かれこれ3年くらいやっています。

何個かプロダクトを作っていますが、代表作となるのもは、「ソーサル」というサービスでしょうか。これは、サーバーからエンジニアリングの部分は全て僕一人で作りました。2年くらいやれば、最低ラインでこのくらいはできると思います。たぶん。

sosal.me

 

1. やる気、根気、時間しかない学生

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学生の方はわかっていただけると思うのですが、本当にやる気、根気、時間しかないと思います。エネルギーに溢れています。だからこそ、自分のやりたいことにフォーカスができるのが醍醐味なのではないでしょうか。これは、忙しい理系でも同じで、自分がそうですが、学業期間は日々の実験やレポートに追われてますが、長期休暇は自由です。何をしても自由なので、海外に行ったり、インターンしたり、みんなと遊んだり、自分の時間を謳歌できると思います。

 

2. 「プログラミング」という選択肢

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学生、エネルギーに溢れ、何かをやりたいと強く願う時期がきます。それは、サークル活動でもいいし、アルバイトでも、趣味でもいいと思います。だけど、どれも何か違う。ガッツはあるのに、何をしていいかわからない。そんな学生に「プログラミング」という選択肢を考えてほしいと思います。ギークになれとか、将来はエンジニアとして働けということではありません。自分がそうなのですが、情報系が専攻でもないし、中学からパソコンに多く触れていたわけでもない。増して、プログラミングの"プ"の字もわからない。それが普通だと思います。プログラミングの世界は突出した方が多いです。しかも、かなり。インターネットの性質上、すごく優秀な人たちが注目されてしまうので、エンジニアはかなりハードルが高いように思われています。敬遠されがちです。ですが、一歩を踏み出せば、そうではないことに気がつきます。第二の刃としてのプログラミングもありだと思っています。専攻じゃないから、元から興味があるわけではないからというのはいったん置いておきましょう。やる気、根気、時間がある人にこそ、開かれた世界が「プログラミング」だと思います。そして、奥が深すぎる世界でもあります。

プログラミングという選択肢を考え始めた人に一つの記事を紹介させてください。

lrandcom.com

 

3. プログラミングだけが特別じゃない

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先ほども述べましたが、プログラミングの世界はかなり少数の天才たちが注目を集めます。そして、誰しもがプログラミングは特別だと思っています。一ヶ月で皆できるようになるような謳い文句を多々見かけます。これ以上言うと、多くの方からお叱りを受けてしまうと思うんでやめますが、絶対にそんなことはないと思っています。"できる"程度にもよると思うのですが。僕はよくプログラミングと中高での部活を重ねます。皆、初めからできるわけがないです。そして、継続していけば絶対にできるようになる。プログラミングも同じだと思います。僕は全くできる方のエンジニアではないのですが、数年やれば一つのアプリケーションを設計から公開まですることができるようになると思います。エンジニアは自分のアイデアをすぐプロダクトに落とし込んで、世界をちょっぴり変えることができる、他の職業と同じ、素晴らしい役割を担っています。ただ、そのためには、多くの経験を積むための膨大な時間と幾度の壁を越えていけるくらいのガッツがいる。だからこそ、学生時代に始めてもいいのではと思います。そして、いつ始めても遅くないと思いたいのですが、大学1年から始めた方が、より方向修正や、やり込める時間が確保できると思うので、"思い立ったが吉日"スタンスで。

 

終わりに

山手線の一駅分とか言いながら、たぶん東京駅から有楽町駅を通りすぎてしまったくらいでしょうか。だらだらとすみません。

じゃあ、どうすればいいの?というところを少しだけ。

誰にでも開けた世界といってもプログラミングにも適正があると思います。なので、まずは書籍やオンライン学習、勉強会やセミナーに参加することをお勧めします。たぶん、その段階では楽しさよりも、できないという苦痛の方が大きいと思います。その悔しさをバネに、スタートアップやベンチャーの門をたたくことをお勧めします。残念ながら、ほとんどのところは初心者には優しくないです。辞めてしまうリスクが大きいので、教育コストが払えないからだと思います。そして、どこもできれば即戦力を求めています。ですが、短期のインターンや初心者にでもかなりいい環境を提供してくれるところもあります。そこにチャレンジするのがいいと思います。そして、継続すること。たぶんですが、1年くらいしたら、何が正しいのかわかるようになり、自分で成長していけるフェーズに入れます。自分のアイデアをようやくカタチにすることできるようになって、楽しさが爆発します。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がどなたかのちょっとしたヒントになれば、幸いです。

"もうある"は"やらない"の理由にならない

お久しぶりです!

寒いんだか、暖かいだかハッキリしない日が続きますね。

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自分が開発していたwebサービスを手放し、完全にフリーなエンジニアとなってから思うことを、簡単ですが、自分を鼓舞するために書きたいと思います。

 

コードを書き続けることでしか、エンジニアとしての自分を保てない

アルバイトではまだエンジニアを続けてはいますが、やはり自分がここまで成長してこれたのは、個人で何でもいいからコードを書き続けてきたからだと思ってます。だからこそ、個人での開発を辞めてしまったら、エンジニアとして自分が自然消滅していくような気がします。なんでもいいから、細々と個人開発しようと思ってます。

 

"もうある"は"やらない"の理由にならない

何かアプリを作ろうと考えた時、絶対と言っていいほど、先駆者がいます。自分がちょっと考えアイデアなど、国は違うかもしれませんが、誰かしらが似たようなものをやっています。それくらい、webは飽和しています。でも、だからと言って"やらない"理由にはならないと思います。全く同じものを作るのは、ちょっと著作権や倫理的に問題がありますが、ちょっとの差異を突き詰めればいいんだと思います。何かしらの信念を持って、自分が表現したいことをシンプルに形にしていけばいいのでは、と思っています。エンジニアならば、形にしてから語れみたいなところはありますが。やらないと何も始まりません。やるしか!

ソーサルのエンジニアを辞めてから思う3つのこと

こんにちは!

寒さが増してきて、布団が恋しくなる季節がやってきました。

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最近、Twitterをやめたりと"辞めた"という事が多いのですが、ソーサルのエンジニアを辞めました (正確には辞める意向をメンバーに伝えました)。共同創設者としてソーサルを開発していたので、少し名残惜しいのですが、前向きな決断なので、前を向いて進むしかないです。辞めてから思う、これまで積もってきたことを将来の自分のために文字に起こしておこうと思います。

 

ソーサルを「始めた理由」と「辞める理由」

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ソーサルを始めた理由は、ブログに書きましたので、そちらをご覧ください。

okutaku.hatenablog.com

エンジニアとしてある程度できるようになり、自分の培ってきたものを誰かの役に立てて、自分も成長したい。そう思い、一歩を踏み出しました。

 

ソーサルのエンジニアを辞めようと思ったのは、自分勝手ながら、学生生活に集中したいと思ったからです。

ソーサルのリリースから、常に、学生としての自分とエンジニアとして自分の狭間で、もがき苦しんでいました。エンジニア一人でwebサービスを立ち上げるのは極めて時間と労力がいります。自分を正当化したいというわけではありませんが、データベース設計から、Railsアプリ構築、テストも書き、本番サーバーをOSの再インストールから構築、ステージングサイトの構築、SSL認証の発行、迷惑メール対策…やるべきことは湯水のようにありました。リリース後も、ユーザーの動向合わせた機能追加・変更が必要です。学生としては、平日は文系の方から見たら引いてしまうくらいの時間を研究室で過ごし、土日は論文を読み…こちらもやらなければならないことがてんこ盛りです。そして、これら、いくら時間を使っても金銭的な利益はでません。お金が欲しいわけでは決してありませんが、貧乏学生、アルバイトをしないと生きていけないので、空いた時間でバイト…?そんな生活を半年以上続けて、その過酷さから自分が自分で無くなって、心の余裕が持てなくなりました。

僕は学部卒業後、修士課程に進みます。同級生は皆、社会で羽ばたいていったなかで、修士課程に進む自分には、目標もなくやり過ごすだけの2年ではなく、充実したものにするためには何が必要なのか。そのためには、学生生活に専念すべきなのではと考えるようになりました。

ようやく、一つの決断をすることができました。

 

1. 時間は限られている

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時間的な制約ができたことで、より時間は限られてるということを実感しました。

平日は全て研究室での生活、土日はゼミの用意やアルバイト。。。

本気になればなるほど、時間は無くなっていきました。

そんな中、僕の一番近くにいる人にこんなことを言われました。

本気で研究者になりたいと思っている人は、あなたがプログラミングをしている時、きっと論文を読んだり、自分の研究のことを必死に考えてる。
本気でエンジニアになりたいと思っている人は、あなたが研究室にいる時、ずっと自分のコードと向き合って、ユーザーの事を考えてる。

自分のなりたい姿を明確にできている人は、必死になって努力してます。周りをみてもそうです。だからと言って、自分が本気ではないということではないです。ですが、きっと一つのことに夢中な人ほど、自分のなりたい姿に徐々に近づいているんだと思います。学生とエンジニアの狭間で、中途半端であった自分にとって、上記の言葉は胸に突き刺さるものでした。これは自論ですが、利害に関係なく、本当に自分のことを思って放たれた言葉は、よく咀嚼して考えるべきだと思います。

また、メンバーの一人にも力強い言葉をもらいました。

考えることは、自分の人生に本気になっている証拠。
自分はひとりだけだし、時間も限られてるし、人生は一回だから、後悔しない選択をすべき。

逃げてるのか、決断してるのか、自分でも不安になるときはたくさんある。でもその答えが分かるのも自分でしかなくて、誰も私の人生に責任なんて負ってくれないから、他人からどう見られようと自分の思う選択をするしかない。

私はただ、毎日が幸せで、自分の野望に近づける最善の選択をしようとだけ心がけてる。

この言葉の中で、本当に考えされられたのは、

「誰も自分の人生に責任なんて負ってくれない」

ということです。人生は決断の連続で、それは他でもない自分しかできない。しかも、その選択の殆どは結果でしか是非が判断できない。その中で出来ることは、後悔しない選択。そう思いました。

話が飛びましたが、限られた時間の中で、自分ができることは目の前の事に、必死に夢中になることだと思いました。

 

2. ソーサル開発を通して学んだ事

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ソーサルの共同設立者、唯一のエンジニアとして感じたことは、

「プログラミングは、不特定多数の誰かに小さな幸せを届けることができる」

ということです。そして、自分たちが信じて行動していれば、きっと誰かに届いて、サービス、そして自分たちが成長していく。それを身を持って体験できたのは、これからのエンジニアとしての自分に大きな糧になると思います。

そして、もう一つ痛感したことは、何かを誰かと始める時には、自分がいなくなる時の事も想定しなければならないということです。これは、初めから悲観的になれというわけでは、決してないです。エンジニアが自分一人の時、webサービスとしての進捗は、ほぼそのエンジニアに依存します。誰かの時間をもらうこと、それがどれほどの責任を負うのか。再度考えさせられました。

 

3. 地味なエンジニアに戻る

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"地味なエンジニア"は

serihiro.hatenablog.com

この記事から借用しました。Kazuhiro Serizawaさん、本当にすみません。

地味なエンジニア、ジミーズというわけではありません。日の目を見ることは置いておいて、目の前のことに集中するということです。そうすれば、おのずとエンジニアとして成長することができるということだと僕は解釈しました。

ユーザーがいて、注目されるwebサービスのエンジニアからは離れますが、それでも僕は

「エンジニアで在り続けたい」

です。そのために、アルバイトとしてプログラミングを続けたいと思います。それを続けたら、何か見えてくるものがあると信じています。これは、誰かのためにコードを書くということではなく、自分の勉強のためです。誰かのために、コードを書くということ、そのもの自体は優しさではまったくないです。プロジェクトが打ち切りになったり、完全に引き継いだり、最後まで続けないのであれば、どんだけコードを書いても、お金をもらっていなくても、褒められたものではありません。

一人でエンジニアを続けるなら、それは全て自分の責任だと思います。

 

最後に

ソーサルは自分がエンジニアであったか否かに関わらず、他のサービスと同じように素晴らしいサービスだと思います。見ず知らずの人たちと、フットサルを通して友達になって、自然と笑顔が生まれる。素敵だと思います。本気で。

そのエンジニアとして、立ち上げに貢献できたことは本当に幸せでした。